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飾りのもので『ノット』という↑。
まとめたり、エンドパーツにしたり、アクセントに使うことが多い。
このノット、指輪くらいの大きさに作るとほんとに指輪に見える。
サイズをそうするだけなんだから当たり前かもしれないけれど、革の指輪なんてあまり考えたことがなかったので「ふ~ん」と眺めていた。
革製の指輪はあるにはある。革をぺロッと長方形にカットして輪にしてつなぐもの。カービングがされていて、革に模様が付いている。
石や金銀をメインにつけて、胴体が革で作ってあるのだ。
ドーナッツ型に抜いた革を段に重ねてくっつけた指輪とかもあった。
他にも金属に貼り付けてあるとか、そういうものを見たことがある。
でもこういう感じで革だけ、磨いたり縫ったりしない単純に革だけというのは見たことがなかった。
まあこれも、指輪として作ったわけではないのだけど。
指輪としては不向きな素材なのかとも思う。
革は水に濡らさないほうがいい素材だ。手はしょっちゅう水分を触る部分で、まして指となると何の気なしに濡れてしまう。
だからコーティングもしない、部分的な装飾というのでもない革そのものなんて、指輪にするには無理があるのだろう。
私はこのノットを指にはめてみた。ひとつ間接ががっちり固まる感じだ。
それに暖かい。
もとは一本の細い革の紐が、くるくると回りながらくぐりながら輪っかに変わった。使い道はべつにちゃんとあるものだからそれでいいのだけれど、こういう形も良いものだと思った。
指輪とするには、やはり使う人によって早く壊れもするし傷みもする。
だからノットをこういう形で「はい、いかがですか」とは出せないが、どこかで誰かが良いやり方を見つけてくれた時は是非、革を編んだだけのこのノットを指輪にしたいなぁと。
そんなことを考えて、ノットのパターンを練習した夜。
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