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意味のないこと

.10 2009 他素材の部屋 Other material comment(0) trackback(0)



昨日の木製の爪はこのようになった。
よくあるネックレスとして落ち着いた。一安心。
木製の為、これはとても軽い。冷たくもない。暖かくて、軽いのだ。
どのくらい軽いかというと、このネックレスは20gしかない。
ツヤ出しや保護剤については少し悩んだが、今回は牛の骨からニカワを使った。

今までは骨や角を加工して模造品を作っていたが、
木で作ることも覚えたので、木の質の持つ良い部分を使わせてもらおうと思う。


ネックレスのかかった小さい丸っこいものはタイコ。
私の好きな画家がいて、彼の描く鹿をここに真似させてもらった。
こういう絵が入ると、雰囲気が表れて嬉しくなる。
その画家は、ケーブアートやプリミティブデザインを取り入れて絵を描いている。
私もこういう絵がとても好きだ。
いつか世界を旅して、沢山の原始絵画を見たいと夢見ている。

しかし、それを話すと表情が変わる人がいる。

それまで笑顔で話していたのに、いきなり無表情になって「え」といった感じ。
私もあれ?となるのだが、どうもこういうことらしい。

『でもアレだよね。こういうのって本物まだ知らないなら難しいんじゃないの?』

だそうだ。
初めてこう言われたとき、何の話しをしたいのか理解できなかった。
だが、ちょこちょここういう人はいて、その都度質問すると同じような言葉が返ってきた。

『日本人だからさ。そっちの血が入ってるとか、そこ(現地?)で習ったとか、修復作業とかで関わってきたとか・・・
そういう経験がないと「ただ、好きでやってる」って思われそうじゃない。』

それが何か問題あるのだろうか、と質問すると。

『やっぱりなんか・・ 趣味の範囲じゃない?
まだ各地に旅行に行って直に接触してきたとか、住んでたとかさ。
理由があれば皆、納得するだろうけど。』

と言われる。


ようは、意味のないことなのだ。何が意味がないかというと。
人に売るなり仕事として確立するなり、お金が動くのなら『それなり』に納得材料がないことには線を越えていない、という。

その話しを出す人たちは、最後に『頑張ってね』と帰り際の一言を残す。
私は胸に引っかかるものがあるまま、さよならをする。
「頑張ってるよ」と独り言をいう程度のひっかかり。

でも、思う。
好きこそものの上手なれと言葉があるのだが。
それは多くに当てはまる気がするのだ。
例え、誰かの話す『それなり』の条件とやらを持っていなくても。

私の技術も経験も作品も、説明書きできる過去がないことには意味がない、と
言う人たちがいる。
私が世界一優れた考古学者と作業した過去があったとしたって、
私はそれを会う人会う人に話して喜びはしないだろう。
それがなかったらまるで、私自身が何も意味がないみたいじゃんと思うからだ。

誰と会おうが誰に付こうが。
どこにいようが何で学ぼうが。
誰かに説明してから、買ってもらったり、褒めてもらうなんて。
その誰かの印象のために経歴として形を作るなんて。

そこにあるものがすべてじゃないか?

そこに存在しているのが、その人の想いや体が作り出したものだ。
その人が羊飼いだろうがレンガ作りだろうがそんなのどーでもいいことなのだ。
『沢山の真っ直ぐ』が詰まってれば、それが意味ある存在なのだ。


今日も、誰かのいう『意味のないこと』を
一生懸命やれたことが嬉しい。


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