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その形見

.21 2009 他素材の部屋 Other material comment(0) trackback(0)



形見。と書くと大げさに思うかも。
それ一つずつに思い出のないものに形見とはおかしいかな。

こういうタイプのアクセサリーを作るとよぎることがある。


白いものは牙で、黒いのは爪。 カシメが打ってあるのは革のみ。
よぎること。 それは度々あった一瞬の出会いのことだ。

ただの思い出話なんだけれど、人の死より動物の死を多く見ているのだ。
それは交通事故だったり、餓死だったり、自然死だったり。
そういう思い出になった動物たちのことが頭をかすめていく。

その時の動物達は、こうして私の手の中にある動物達と同じように生きていて、そして生きる時間が終わった。

肉体はどういう形にせよ、光に舞って土に混じり水に融けていく。
そのときに残ったものがあったら、それはいろんな形にもなって、また暫らくこの世に留まるのだろう。


革であれ、歯であれ、爪であれ。
骨や角もそう。

『この動物は一生懸命生きていたんだよなぁ。大事にしなきゃな。』
と、毎回毎回作るたびにぶつぶつ独り言を言っている。
厳しい一生を越えて、いかなる状態であれ死んでいった動物達。

その一部を身に着けるものとして預かったんだから、大事に大切に。

こういうのも形見とは言えないだろうか。
顔も知らないある動物の一生を、私が少し預かった。
そして大切にしてもらえる形にして、遺す。

これからも何千回とよぎっていくのだろう。


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