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たたまれた翼

.26 2009 未分類 comment(0) trackback(0)


昨日。
私はある場所へ行って、たくさんの動物を見た。

帰り道、何が出来るんだろうと思いを巡らすことになった。


そこの場所へ行くきっかけは亀を見に行く、という目的だったのだ。
でも、その場所では亀だけでなく鳥や霊長類・野生の猫科・大型のげっ歯類・爬虫類・・・
亀も、普通の日本の亀じゃない亀だらけだった。
相当な種類の動物達がひしめいていた。

飼育はきちんとされているのだろうが、動物園ではない。
自分の体の倍ほどのサイズのゲージの中を何度も何度も往復する動物。
比較的広くとられたゲージの中で人目を避ける野生動物。
重なったゲージや所狭しと積みあがるゲージの数々。
肉食獣のゲージを背に、ひたすら眠る夜行性の小動物。
きりっとした姿勢で座り続ける大型の猫科動物。
開けっぴろげの囲いから出ようともしない大きな鮮やかな鳥。

見れば、足にはめられた南京錠と10cmくらいの鎖が止まり木に繋がっていた。


私が出向いた先が、まさかこういう形の場所だとは考えもしなかったので、色々な気持ちが湧き上がっていた。


鳥は飛ぼうとしないのではなくて、飛べないと知っていたのだ。





今日、私は安い額を買ってきた。
小さい額で、色が表面だけに塗られた中途半端な額を3枚。

家に戻って額に染料をつける。布にとって染み込ませていく。
表面の色とのギャップがなくなったらほっといて少し乾かした。

絵の具を用意して、はがきのサイズに切ったケント紙に滴型の型紙をあてて色を塗った。
3枚の紙に3色の色を塗って、乾いたら型紙で白く残った部分に絵を入れる。

分かってもらえると嬉しいのだが、鳥と熊と亀を描いた。





この絵は地球保護活動をしているチャリティに渡そうと思う。
私が絵を描いて提供している団体に。

泣くことが出来ない動物。
泣いているように見えるが、それが人の言う涙かどうかを知る術はない。
でも、私はあのたたんだままの大きな翼が、いつまであのままなのか気になって仕方ない。
あの鳥は泣くだろう。人の言葉と人の目を覚えた鳥だから。

鳥だけではなくて、その鳥と同じような境遇にいる動物全てが、きっと泣くだろう。

濁想。
私は何も手が出せないなんか嫌だ。

こんな絵如き。
これでどうになるというものでもないのに。

虚しい。

その体で1度しか、その自分で生きられんというのに。
それは鳥だろうが動物だろうが人だろうが変わらんというのに。

飼育。閉じ込める。この二つは違うだろう。
飼育は性質や生活環境を知ってそれに沿って育てることだ。
でも、あそこでは飼育というより閉じ込めるという印象が強かった。

野生動物を野生から引き離してカゴに入れたら。

私なら泣くだろう、見えない涙で。
そして見る人見る人に「助けて欲しい」と目を合わせる。
それもいつまで諦めないで出来るのか。

目を合わされる側の立場にいた人間の私は、無力と知っていても出来ることをやめないと約束するしかないかもしれない。

やめないよ。


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