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大切な小物

.04 2009 革の部屋 Leather comment(0) trackback(0)


昨日のポシェットに小物が付いた。
やっぱり小物必要だな、と思ったから。

こんなささやかな小さな付属品があるだけで、見た感じが変わる。
おかしなものだ。
あれば手抜きしてない気もしてくるし、ないと素っ気なく見えたりする。
初めッからなけりゃないで、そういうものなのに。





ただのタッセルだ。
ぺろんと横長に切った革の下半分を房になるように切り込んでクルクル巻いただけ。
なのに、なんだろう、このしっくり感。





タグも縫ってもない、接着だけの合わせ革を磨いて紐を通しただけ。
全く手をかけてないというのに、こんな作りの小物の『存在感』。


あると違うから、違うって思うから、作るのだけれど。
「なくていい」なんて、一生懸命作ったものにはないもんだ。
こんな感じがたまらなく好きだ。


端革でものを作る時、他の人から見たら「???」というほど時間がかかる。
はずだ。
革を使う他の人と接触が殆どないので分からないけれど、私はとてものろく見えるだろうと。
一つ何かを作るってだけで10時間くらい平気でかかる。
バッグとかじゃないってのに。小さいのに。

朝から夕暮れまで、お茶一杯注ぐことが出来ないくらい、革を触りっぱなしなのだ。
外部から中断されない以上は自分から机を離れられない。
ただのアホにしか見えないかもしれない。
自分で分かっているが、自分でも驚くほどの不器用な人間だから仕方ない。
一個のことしか理解できなくて、一個のことを始めるとちゃんと終わるまでそれしか頭に置いておけない。

そんな、上手く出来ない性格の自分が嫌なんだけど。
でも、端革で形が出来上がると、少しだけ自分のことも許せるようになっている。
技術もなくて完成度も低くて、本物を知らなくて、そんな出来でも。

頑張って作った、不器用が一生懸命だってことだけ本当の、その形が。

たまらなく嬉しかったりする。


小物だと余計感じる。
作る対象が、あんまり手をかけられなくて出来上がるものとかで、だから出来るだけちゃんと一生懸命やってあげたくて、
そういうものが相手だと、出来た時にすごく良かったって思える。

だからね、「出来るだけ」より、頑張ろうって。
小物達はそういう『存在』です。

私が育ててもらっているんです。

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