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蒼く佇む

.02 2009 未分類 comment(6) trackback(0)




一ヶ月くらい前、インディーズのミュージシャンの曲を聴いて、絵を描きたくなった。

でもなかなか頭の中の雰囲気がつかめない。

まるで煙の向こうに姿があるような感じで、全体像が出てこなかった。
色や雰囲気は分かっているのに、いざ描いたらうまくいかない。
というより、『あれ?違う』という感覚的な違和感。


言葉で表すなら、するする出てくる。
本人の前でイメージを話したら赤面するだろう。

私は思ったことを言葉にしているだけだけど、何にも考えないで言い続けていると随分いろんな言い方をしているみたいだから。

だから絵に描いたほうがいいのだ。


言葉が絵になったら抵抗はかなり薄れる。

視覚で見るのと、耳で聞くのは違う。絵は喋らないから直に照れることはない。
そう思うと、絵って大人しい表現なのかも。



歌い手は女の人で、良く通る澄んだ声で歌うのだけど、静かに話しかけるような歌声。

初めて聴いた時は、海の中から聞こえてくるような声だ、と思った。
深い深い海の奥から、海面を渡る風に乗ったような、そんなふうに絵が見えた。


それで海ばかりを意識して描いていたけれど、どうも違う気がして嫌だった。


海じゃない、海から上がってきたのかも。


そう思ったらいきなり筆が自由に動き始めた。

この感覚はいつも愉しい。
私が描いているんだけど、私じゃない誰かが突然腕を使い始めるみたいな感じ。

頭の中は空っぽの状態になる。
私は動く邪魔をしないように言語を考えないようにするだけ。


そして、今日の絵はとってもシンプルで、余計な色が何一つない『蒼い』絵になった。


これで良い、これが見えていたものだったんだ。





海の上。 周囲に見えるものは何もなくて、小さな小舟に一人。
夜、風もそよ風で、小舟に寝転がって空を見たら月が出ていた。

海を渡る風が雲を流して、辺り一面月明かりの蒼い光。

時折、風に歌声が一緒に入って空を抜けていくのだ。



後は眠るだけ。 






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