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宝探し

.20 2009 他素材の部屋 Other material comment(3) trackback(0)




この前、職人さんが工房から革を発送する際に、一緒に入れてくれたものがあった。
彼は宝探しと旅がエネルギー源、と言っている人。

一緒に入れてくれたものは、彼の探して集めた宝物だった。





それは何とも魅力的で心躍る宝だった。

小さなビニールのパック3枚に、3種類の宝が入っていた。
一つは、珊瑚の化石。
一つは、柘榴石。
そして最後の一つは、今日ここに出したトパーズ。

どれも美しくて、どれも未だそこに命が見える。


私はこの宝を全部、大切にしまおうと思った。


でも・・・ 一つだけ。 何か一つ、身に着けられるように出来たら、と思った。

折角の宝。
職人さんが自分の足で歩いて採取してきた宝だ。
見たいときだけ箱を開けるのも大切にしていることにはなるけど、身に着ける形になったらそれも大切にしていることになる。

ずっと肌身離さず着けるなら。



3種類の宝物の中で、トパーズだけが4つ入っていた。
珊瑚と柘榴石は2個と3個。 だから、トパーズを一つ使わせてもらうことにした。




職人さんは言っていた。

小さい頃は地質学者になりたかった、と。
それが今ではこんなことになっちゃいました、と(笑)。 良かった、学者じゃなくて。

じゃなきゃ、会えなかったかもしれない。



私も考古学者になりたかった。

過去を探す人になるのは私の運命が突き放したけど、私もそれで良かったんだろう。




私が送った宝物を喜んでくれた職人さんは、『私の宝物もあげる』と言って送ってくれた。
彼はすごい話もしてくれた。

トパーズの山があるという。 その岩山のどこででもトパーズが取れるんだ、って。
谷間の水が流れた後の砂をさがすと柘榴石が、地中をスコップで掘り出していくと珊瑚が出てくると教えてくれた。

聞いているうちに自然に顔が笑ってくる。
宝探しに出かけた探検者の土産話を聞く子供の気分だ。





私も絶対、近いうちに行こうと思う。

宝探しに行くんだ。
宝は、行って戻ってくるまでに手にしているものだ。


それが、人の言うところの『たいしたものじゃない』物だとしても。
宝物は手に握られた時から、いや、目に映ったときから、宝物だ。





宝は今も眠りながら遠くで待ってる。









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