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骨笛

.23 2010 他素材の部屋 Other material comment(2) trackback(0)




随分前に砂浜で拾った鳥の骨を、何かに使おうと思って作ったのが笛。

ペンダントのように首から下げて、持ち歩けるようにした。











この骨を使った。腕の骨かな? 一つだけぽつんと砂浜の小石の狭間にあった。
きれいな真っ白ですっかり乾いていたのを拾ったのだ。

丁度良い使い道を思いつくまで、私は拾ったものをしまいこむ。
今日それを思いついた。笛に仕立てよう、と思った。




その前にお昼にする。

どんな笛にしようかなぁ、と思いをめぐらせながらおにぎりを作った。








塩で握ったおにぎりを網で焼いたら、なんだかちょっと贅沢な気持ち
いっぱい作った。







中身は鮭。鮭のおにぎりってどうしてこんなに絶妙なのか。
ほんの少し焦げたお米と、カリカリになった表面の鮭が本当に素朴で美味しいと思う。

素朴なお昼ご飯を済ませて、いざ骨笛に。






骨の両端を切る。

両端を切るのは糸鋸。 切り取ったあとは骨の胴体部分に入っている髄を抜く。
髄といっても生ではないから、もうボロボロしていて取るのは簡単。

土に落ちている骨であれば虫もわいているだろうが、私が拾った砂浜ではどうやら散々洗われて乾燥しての繰り返しだったよう。
からっからに干からびて真っ白になった骨だったのが好都合。

骨の中に黒くこびりついたもろい血の名残を、ルーターを使って丁寧に粉砕する。
これをしないと笛に息を吹き込むときに抵抗が。心身ともに。










終わるとこうなる。

もうほぼ、笛。この状態でも充分笛だ。
笛というのは吹き方でいかようにも音が出せる。
音が狭い空間に流れ込んだ時に反響して倍音になるから大きな音に変化する。

空のビンに息を吹き込むと、舟の汽笛のような音がする。あれが笛にも起こっている。
だから、器用な人は両手を包む形にした自作の笛で音を出せるし、指を口内で弁にしても笛の音を出せる。



こうして出来た骨の笛。 あとは首から下げれるようにするだけ。

革紐を胴体に巻いて、一部を笛の後ろで輪にした。
その輪をネックレスになる編み紐がくぐる。
編み紐は簡素に三つ編みにして、無漂白のヘンプと漂白したヘンプ、あとは豚の革を使った。









笛を上から見たところ。

骨が相手なので湾曲している。 この湾曲した角度に息を吹いてぶつけるようにすると音がなる。
甲高い、猛禽類の声のような音が響く。
三つの穴を作ったから、下から順に指を離していくと、最後の一番高い音はほとんどトビのよう。

青空を切り裂くような鋭く澄んだ高い音が鳴り響く。


満足。


今度出かけた先の海で使ってみよう。森でも良い、相当大きな音が出るから。
こんな小さな骨の笛から、耳を劈くほどの高音が鳴るなんて。

すごいなぁ。
良いもの作れた









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