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Muskox

.10 2010 革の部屋 Leather comment(2) trackback(-)




一目惚れした思い出があるとしたら、それはアメリカバイソンだ。
心臓を鷲掴みにされた出会いは、オーロックスの写真だった。

こういう言い方で表すなら、ジャコウウシはその生きる姿に感動の涙を流した最初の相手だと思う。




いつか作りたいと思っていた、ジャコウウシ。

テレビで、ブリザードの中の黒い塊が大きな丘のように身じろぎ一つしない光景を見たことがある。
近づいたフレームの映したものは、黒い毛がなびく、大きな牛の群れだった。

極寒のブリザードの中に佇む牛の群れ。

それだけでもびっくりしたのに、もっとびっくりしたのは、その群れがブリザードに顔を向けていたこと。
平たい顔に、雪が張り付く。深々した毛でも雪の叩きつける突風は怖ろしく凍えそう。
ジャコウウシの群れが円陣を組む姿は、幼心の記憶に焼きついた。

だって、理由は子供を守っている、と言っていたから。



こんなに凄まじい環境に生き、そこで生き抜いてきたジャコウウシ。

ブリザードに吹かれる雄々しい寡黙な姿、大人が集まってきたと思ったら子供を内側に入れて、
自分たちの顔を表に向けて子供を雪嵐から守る光景。


なんて凄い生き物なんだろう、と感動した思い出がある。
小学生ながら感動してテレビの前で涙ぐんでいた。

生きることを純粋に生きていく、それも自然の厳しさの繰り返される中で。




こんな生き方が出来るようになりたいと、思った。












私が作ったジャコウウシは、極寒とは程遠い温暖な地に生まれて。
冬というのに雪は降らず、春や夏のほうが長いようなそんな地域。

いつか、雪の風が吹くところへ住む日が来たら、雪の中で写真を撮ってあげよう。



このジャコウウシも相当、丸い。

計画しないで作り始めたので、昨日半日と今日午後の数時間使った。
縫いぐるみとは違うつくりで作ってあるから、結構時間がかかった。

最終的には綿に頼る部分が出たけど、肩と腰の部分を作るために骨組みを床革で組んだ。

ごつごつしたイメージはないジャコウウシだから、出来るだけ大きく丸みが出るように作りたかった。
フカフカした毛の印象や、太く見える足や、特徴的なあの角の感じが出せるように考えた。


夕方の鐘がなる頃、ジャコウウシが出来上がって私の目の前に現れた。



う~ん。感動が胸にこみ上げる。

今日は素直にうれしいなぁ。




いつか必ず会うんだ。

必ず、その野性の姿の動く場所に行くんだ。







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