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土竜

.07 2010 革の部屋 Leather comment(4) trackback(-)
mogura2.jpg



モグラ。その姿を見てもどうして『土の竜』とついたのか分からない。

それで気になって調べると、由来はどうやらミミズのことらしい、この『土竜』。(※以下、語源由来辞典より)
日本に伝わって、誤ってモグラにあてられたとか。

土の盛り上がるうねりを竜に見立てた、という話もあるし、何となく付いた漢字なのだろう。

モグラ自体の名前の響きは「うぐろもつ」という、平安時代の言葉で土を盛り上げる意味を指すらしい。
それから時が流れて江戸の時代になってから、地方の言葉で「ムグロモチ」となり、
そのうち「モチ」がとれたところから『モグラ』と転じていくそう。


潜るからモグラ、というのは今の時代になってからの解釈のようで、ちょっと勉強になった。




目は殆ど見えない、というよりも、使わない地中の生き物。
耳も表にはないが、イルカや鯨のように、表面に見えなくても音は聞こえているとか。

風変わりなこの体。丸っこいけど太っているわけではないし、逆に食べ続けないと死が待っている。
一日食べないと餓死をするような体質と聞いたことがある。
なんとも忙しい一生。




モグラはよく見た。


子供の頃、私はよく猫に遊んでもらっていた。

野原に座ってボーっとしていると、猫が向こうのほうで何やら飛び上がったり伏せたりしているのが見える。
そしてまもなく猫はきゅっと首を持ち上げて誇らしげに私のほうへ歩いてくるのだ。

口にモグラをくわえて。

私の目の前に座ると、猫は「ほら、あげるわ」と生きているモグラを私の手の上に置いてくれる。
多分、それで遊びなさいという意味だ。

肩にかまれた傷跡を背負うモグラは、必死になって私の手の平を蹴り、掻き、何とかして生き延びようと暴れている。

当然、猫には失礼だと思うが、私は猫に見られないように土の上にモグラを連れて行った。
猫は「あら?あんた、何してるの? 今もしかして逃がしたの?」的な覗き込み方をするのだけど。


ものすごい速さで土にもぐりこんであっという間に姿を消すモグラの後姿が思い出深い。




mogura1.jpg





数回そうして猫にモグラを見せてもらったので、未だにモグラの感触や姿が思い出せる。

ビロードのような毛と、グローブみたいな5本指の大きな手。
ぷよぷよしていて、とても力が強い。


ビロードはないけど、スウェードなら持っている。
だからスウェード仕立てのモグラ。



懐かしいモグラ。

最近はあまり見かけないけど、もっとモグラが住みやすい地が多くなるといいなぁ。








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