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風鈴

.09 2010 革の部屋 Leather comment(2) trackback(-)
fuurin1.jpg


形は風鈴の形、という代物。

革の風鈴なんだから、まあ当然鳴ることはない。
そのままなら。


しかしそれでは風鈴姿のために切った革に申し訳ないので、
中に小さな金属の鐘を吊るした。

それでも、鳴るといえば鳴るが、革の短冊では紙よりずっと重さがあるので
少々の風では鳴りやしない。
この革の風鈴が鳴る時は、相当風が吹き込んでいるとき、ということになるだろうか。




fuurin.jpg

(↑吊るしてあるのはチベットから来た小さな鐘)


風鈴というと、青銅製のものか、丸っこいガラスの鐘が印象深い。
私は青銅のほうが馴染み深い。
なんとなく、子供の頃に窓辺に下がっていたイメージだ。

ガラスの美しい風鈴も、更に美しい「ちりりん・ちりりん」という音で好き。
ただ、風の強い日に窓の外で激しくなっているのを見かけると心配になる。
ガラスが割れてしまうんじゃないかとハラハラするのだ。
実際はそんなに簡単に割れたりしないのだろうが、やはり微風で鳴っていてほしい。

青銅製なら割れることはまずないと思うので、安心できる風鈴はこっち。



革で作ってみたものの、雰囲気は風鈴というよりランプシェード。
そんなものだろう。


今もお寺の屋根の角に下がっている風鐸が風鈴になったという話だ。
悪いものを退ける為に吊るされた、風に音する風鐸は、家の人を守るものだったのか。

僅かに吹きぬける風でさえ、風鈴は名残を残して家の人に知らせるのだろう。
決して焦らせないように、怖れ取り乱さないように、静かな澄んだ音で。

革の風鈴じゃあ、微風は聞き流すから役に立たないかも。



現在は風流も風物詩も二の次になるような社会。
マンションなどの集合住宅で風鈴の音が迷惑だという悲しい報告もよくある。
仕事も住まいも多様化して、夏は風鈴・・・が人によっては貴重な睡眠時間を妨げるようだ。

私が作り続けているものは皆、二の次三の次のものばかりで、
こうした「被害報告」の話を聞くと、何とも物悲しい気持ちになる。
個人個人の事情はやむを得ないけれど、そうした社会になっていることは悲しく思う。


革の風鈴、涼やかさに欠けるけど、良いのか悪いのか音は大して気にならない。
それもあまり喜べないなぁ。






追記: お香は乾燥完了。


nerikou7.jpg




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