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隠れ道

.26 2010 一滴の栄養の部屋 comment(0) trackback(-)
0926k.jpg



今日、お天気が午後から怪しくなってきたのを見ていたら
何だか今のうちに森や山のほうへ行ったほうが良い気がしてきて。

それで出かけていった午後2時ごろ。


午前中の晴天はあっという間に雲一面の海に覆われて、
着いたときには少し寒く感じるくらいまでになった。


夏の間は来なかったのだが、春頃、この場所に桜を見に来ている。

今日はいつもと違う道を選んで知らない道をあるくことにした。
いつも歩く道を選んだら時間が足りないのもあるし、
進んだことのない橋を見つけたのもある。

でも、人がよく通る橋の道には、隠れた細い小道があった。





0926e.jpg



脇にそれる魅力的な細い道に進んでみると。

歩きやすいのは写真に撮ったこの初めだけで、
50m先はもう道自体が斜めに傾斜していたり、
倒木が道に横たわっていたり・・・

どうも何かの理由でほったらかしになった道のよう。

上がったり下がったりしながら、崩れ落ちそうな張り出す木の根元を触らないように通る。


奥へ進めば進むほど、どうしてこの道があるのか疑問に思う小道。





0926i.jpg


ハイキング用の道ではないから、他に人の姿はない。

そのためなのか、そこかしこにキノコが生えて、木の実が落ちて、と安穏とした姿を見せる。
私は足元をよく見て何も踏みつぶさないよう、ゆっくり進んでいた。


枝のようにポキリと折れたキノコを見つけた。
見た目はちょっとお店で売っているキノコのよう。
若干、軸が黄色がかっている。



0926j.jpg


でも裏側を見てちょっとびっくりした。
当然傘のようにひらひらした線があると思っていたのだが、
このキノコはスポンジ状。

触ってみても柔らかそうな外見と違ってしっかりしている。


一瞬、『食べれるのだろうか』などと俗世的な思いがよぎってしまった。
そういう目で見てはいけませんね。


※9/27 翌日追記
どうも・・・ (まだ小さいのであっているかどうか分からないのだが。)
このスポンジ状の黄色い管孔、饅頭型の傘、黄褐色。
私の見た地域ではない場所に本来あるという、「ドクヤマドリタケ」ではないかと・・・
針葉樹林のキノコだというが、広葉樹林でもまれにあるというから
もしもドクヤマドリタケだったらとても危険なキノコのようだ。
よく似たヤマドリタケモドキは美味しい食用キノコだそうだ。

成長具合をまた近いうちに見に行ってみようと思う。



0926h.jpg


揺れているのでぶれた写真には。
大きな大きな子が写っている。

頭を下側にして一生懸命葉っぱを食べている、12cmほどの幼虫。

多分アゲハチョウの幼虫だと思う。
側には、兄弟なのかもう一匹、同じくらいの大きさの幼虫がいて、そちらもせっせと食べていた。


しかし本当に立派な体格の赤ちゃんだった。
無事に大きくなりますように。




0926g.jpg


大きく育とうとする命の横で、もう尽きようとする命もあり。

この蜂は羽が片方ちぎれていた。
ゆっくりと動いてはいるものの、私が近くにいても全く逃げようとしなかった。

きっと今夜、気温が下がってしまったら死んでしまうのではないか、と思った。



よろめきながら、蜂は横たわる場所に進んでいた。




0926d.jpg



緑色の美しい赤ちゃんと、旅に出る蜂にお別れをして、
細い小道を戻ることにした。

戻ると見落としていたものを目にする。


このキノコ、先ほどのスポンジキノコとは違ってかなり大型。

気がついたときに「わっ」と声を上げてしまった。
かさが10cm以上ある。背も高くて土から20cmほどの背丈。

キノコっていろいろとあるから、不思議ではないのだろうが、
道を歩いていて大型のキノコに遭遇するとへんに感動してしまう。


焼いたら美味しそうだ、とふと思ってしまったが、
正体を知らない相手に手を出して死ぬほどの覚悟はない。
感動に留めておくのが一番である。




0926b.jpg



もたもたしていて写真に取れなかった、残念なのは野生のウズラ。

写真にはならなかったが、つがいのウズラを少し観察できた。
こちらが近づかなければ、ウズラはそんなに早足で逃げていかない。
地面にしゃがみこんで藪の下をのぞきながら、息を殺してウズラの姿をしばらく見ていた。

藪の枝と暗い影の交錯にウズラの体色が紛れ込んで見失うまで、
とても胸躍る時間を頂戴できた。


ウズラがいなくなってからふと足元を見ると、
濃い茶色のかわいいドングリが落ちていた。

ちくちく出ているとげがカールした個性的なジャケットをまとう、小さなドングリ。
クヌギの木よりもシイの木のほうが多いので、クヌギのドングリは目立っていた。





0926f.jpg



・・・これは。 一体なんだろう???

多分、思うに草なのだが、土から先端までは25cmくらい。
緑色の部分は10cm程度。ちょっと新芽にしては、でかい気がする。

じっくり見ても全く分からない。 見当がつかない。
私はとかく植物の種類に疎いのだ。



この緑色のぷくぷくしたものは、大きくなるとどうなるんだろう?
ミドリプクの正体が知りたい。

不思議なミドリプクの今後の成長が楽しみである。


翌日追記 
もしかすると季節も秋というのもあるし、
花が落ちた後の姿なのかもしれないと思った。
キノコに続き、こちらもまた経過を見に行こうと思う。 



2014年4月追記
4年も経ってからふと思い出したので、ここに書いておこうと思う。
私がその風貌から名付けた『ミドリプク』は、緑色でぷくぷくしているからだったが、
これはどうもウラシマソウとか、マムシ草だったのかなと。
風貌だけを頼りに、いろんな表現で検索をしてみたら、ついにこの植物と知る。
どうやら水の気配があるところに生えるとか・・・ ここはしっとりしていた記憶がある。






0926a.jpg


歩き回って気がつけば1時間半。
そろそろ帰る時間になり、木々の出口で最後にまた見つけたキノコ。

3兄弟のキノコは、土から出てきたばかりの丸っこい姿。
思わず笑顔になるが、出口付近は人もいるので、キノコに話しかけるのは控えた。


さようなら、キノコたち。
さようなら、楽しい隠れ道。

また近いうちに会いに行こう。
湿った土の香り、木々が息する香り、風がかき混ぜる天地の香り。

名残惜しいのはいつものこと。



曇り空はどんどん垂れ込めて、雨が少し降ってきて、
秋にまた近づいている。






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