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投槍器

.01 2009 他素材の部屋 Other material comment(0) trackback(0)



この4日間、こんなのばっか作っている。
投石器、火起こし、丸木弓、今日は投槍器。

私の中で何かブームでもありそうな感じだが、共通の理由がある。
単に、接着剤や針が買えないだけだ。
だから、それらを買うまでそういうのを使用しないものを作ろうと考えたに過ぎない。

それに、何だかこういうものを作るのはすごく楽しい。
根っから原始的なものが好きなんだろうと思う。
子供の頃、よく作らなかっただろうか? 


私は、単純で、簡素で、手作業で作れるものが好きだ。
子供の頃から何でも興味しんしんだった。
木の樹液を接着剤にしたドングリの動物を作るとか、花や木の皮や草を煮て染料を作るとか、そんなことばかりしていた。

勿論、武器まがいのものも作った。
両端に石を結んだ紐を低く投げる、ボーラという武器で遊んだ。
槍を作って遠くに飛ばすのも野原でやった。
でも、槍は子供の力では飛ばない。投げ方も分からないのだから当たり前。
槍は体より長いものだし、風でも吹いているなら簡単に風に流されてしまった。


今日作った投槍器は、いい加減大人になってから知った。
よく見れば何のことはない作り。
でも、これを思いつきはしなかった子供時代、もしこんなの使っていたらどれくらい飛距離を伸ばせたのかなぁ、なんて思った。

世界各地にある投槍器。
不思議なもので、海に囲まれていようが、氷に囲まれていようが、砂漠の向こう側だろうが、皆同じ感じの形。
時代も古い。石器時代にはちゃんとあった。

だが、槍自体は投げ用ではない場合が多い。
投げても当たりにくいとか、ようは命中率が低い。
アイスランドのサーガのコルマクの槍のように、投げても外れるイメージの槍だから。
投槍器を使って狩りをするには、槍を投げるに適した場所や投げても次の槍が用意できるような状態がないと難しかったと思う。

ケルトの話でもあった。
ダーマットという人が無敵みたいな槍を2本持っているのだが、一つは『ガ・ジャルグ』もう一つを『ガ・ボー』という。
ある時大きな槍のガ・ジャルグをおいて小さいほうのガ・ボーを携えて出かけるのだ。
でも、それがいけなかった。
猪に出くわした彼はガ・ボーを投げるのだが猪にはかすり傷一つなく外れる。
彼は剣で戦うけれど、大怪我をしてやっと猪を倒す、という話だ。

投げると槍は、ここぞという時に外れるのだろうか。



私の投槍器はきれいに色を塗って、日曜日に遊ぼう。
まっすぐな葦か何かを槍に見立てて。

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