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端財

.11 2009 革の部屋 Leather comment(0) trackback(0)


制作が始まったばかりの状態。
これ↑は財布の一部。

失敗できない、といつもよりも回数多く思っている。


これはミニチュアではなく、普通のサイズの財布。
こうして財布を作るなんてどれくらいぶりだろう。
財布を作る時もバッグを作る時も、革が沢山必要だ。
だから作るなんてほとんど叶わない。
今回は大きめの革があったから財布作りに入れたのだ。


昨日、革を送ってくれる職人さんからメールが届いていた。
ちょっと前に作っていた私の作品を少し、職人さんに発送していたのでその話だった。

職人さんは喜んでくれていた。
端革を昇華してくれた、と言ってくれた。
その賞状のような一言に、端革をもっと最後まで使えるようになりたいとこみ上げるものがあった。


大き目の革を前に、どう使おうか考えていたのだがようやくまとまった。
初めはカバンを作ろうと考えたのだが、パーツ分に革が足りるほどではなかった。
工夫して何とか・・・とも考えたけど、やっぱり耐久度に不安があるので手は止まった。

しかし勿体ない、と思っていたのもあり、これを財布にあてがうことにした。
財布になると大きさ的に無駄も出るのだが、二つの財布を作るとして、あとは形やパーツで切れ端を出さないように組んでみた。
作る財布はシンプルで、機能的なものも便利なものも洒落っ気もない。
金属も入れないで、良いとこ取りではなくて、作ろうと決めた。

その革にあった、できる事を選んで作ろう、と。


誰かが一生の生き方を絞って選んだ道。
その道の行く先は『感謝』。
感謝を捧げながら、革を裁っては縫って励む物作り。
彼にはこれこそが人生の財産なのだと思う。
その人が私に革を渡してくれる相手なら。

私はその人の道を見ながら、
その手から受け取るものを『感謝』して、私の道に使わせてもらおうと思う。
私も、目の前にある革を見て、一番余さずに作れるものを作る。
革を愛する職人さんの財産の一部を、受け取っているのだから。


今回の「財布」は、革が滅多にない大きさだった。
革細工の人から見たら小さいだろうけれど、私の目には大きく映る。

だからいつもよりもっと、失敗できない勿体なさがある。


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