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昔、昔

.05 2009 革の部屋 Leather comment(0) trackback(0)


もう会えないなら。

二度とどこにも現われはしないなら。

どんなに近づこうと手段を尽くしても、
その姿を見つめることが不可能なら。



星の見れない空の下にしか住めなくなったら。
プラネタリウムと星座図鑑で星を夢想するんだろう。
そして、星空って夢見たいな光景だと絵に描くのかも。


木のない大地になってしまったら。
画家の描いた額縁の中の森と、詩人の唄の中で心地良くなるのだろう。
緑色のプラスティックリーフで部屋の中を飾るのかも。


恐竜のいない世界になったら。

今のことだ。


図書館で借りた図鑑。
思うだけしか出来ない、様々な形態の生き物達。
ページをめくる何時間が何分のように飛んで過ぎる、驚きや好奇心の絵。
何万年も前。遥か遥か彼方の時間に生きていた姿。

今は、地中に守られ続けた骨からその姿を見つめるのみ。
推測や期待で色付けされて甦るように描かれる恐竜達。

何才になっても恐竜を見ることはできないけれど。
図鑑をめくって心が浮き足立つのはいつでも一緒。


なんとかしたくて一生懸命考えてみた。
何を何とかしたいのかも分かっていなくて、でも。

粘土、あればよかったのに! なんて困りながら。

小さな切れ端の革をちょきちょき切って、張り合わせて縫い合わせて、
拭いて磨いて、

恐竜。ちっちゃいやつ出来た。

もっと大きいほうがいいよね、とは思う。
でも、今、恐竜を想像から手に触れるようにしたかった。
小さな革しか持っていないから、私が革で作るならチビ恐竜。

だけどこれでいいよ、って思う。
どんなに凄いことして恐竜を作っても全部見ることになんてならないんだから。

足元に広がる地球は現存しているけれど、全部を見ることは出来ない。
それに地球だって、星屑が集まって出来たんだもの。



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