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ミニトートバッグがくれたもの

.10 2009 革の部屋 Leather comment(0) trackback(0)




トートバッグ、って大きいものだけれど。
でも、これでも大きいほう。今までの作品に比べたら。

横が18cmくらいで本体の高さが14cmくらいあるから。


一桁の年の子が持ったら、普通にお買い物ゴッコ用には使えるだろう。
これでも頑張った。

そして今回のこのバッグには一つ、やってみようと思ったことを取り入れている。


5月、私は展示を見に行った
それは私の目標地点に立っている職人さんの仕事を見るためだった。

30分の勉強時間、人目を無視して貪る様にバッグの観察。
その時に、意外っちゃ意外の「共通点」を見ていた。

この職人さんの作ったバッグは、非常に野趣の香りが強い。
それはぱっと見でだけではないようだった。
理由が分かったのだが、他の職人がやろうと思わないことじゃないかと感じた。

この人のバッグは分厚いのだ。

わざわざ厚い革を使って、わざわざ分厚く重ねる。
それで済まず、あまり漉かない。・・・気がした。
重なりが、重なりのまま、強靭な糸でガッチリ縫い上げられている。
ものすごい力が必要だろうと思うような、その作りと仕立て。
圧巻だった。

女性向けに作られたバッグでも、小ぶりなバッグでも。
漉くのは最小限だった。
漉いてあるところは滑らかで機械のように均一なのに、それを絞っている。
革に無駄を出さない、無駄を出さない分の見た目に無理がない、そんな作品だった。


私のところにある、彼の端革。
この厚さで何を作るか、いつも最初に考えているのだが、それは単に私の作るものが小物だからというだけだ。

小物が厚い革だと細かなパーツが付けにくいので、漉くことは作りにも見た目にも必要になってくる。


でも、今回は漉く作業を極端に減らして作った。

多少の形の崩れは承知で、作りにくいかどうかも承知の上、やってみたかった。
底の革の周囲と、挟みこむ持ち手の部分とマグネットホックの付け根だけ、漉くことにした。

あとは2mmの革を重ねて合わせて仕上げた。


感想はどうだったかというと。

ランプを手に入れたみたいな気分だ。

見たかったものが暗くて見づらかったのに、見れた感じ。

まだこれでレベルアップな訳ではないけれど、少なくとも次のドアは開いただろう、と思った。
レベルアップは作り続ければ自ずとついてくる。
開けたい扉のノブを回した。


その手元をふと灯した、ランプになったミニトートバッグ。


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