スポンサーサイト

.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

馬の革の財布

.13 2009 革の部屋 Leather comment(0) trackback(0)

馬の革だからどうってものではないが。
どんな動物の革でも価値は変わらない。

今日1日中この財布を作っていた。
黒い色はあまり使わないのだが、たまたま大き目の革があってそれを使った。
大きめとは言え、普通サイズの財布は出来ないので、これも小銭とカード程度。
この端革がなんの革か、初めは気にしていなかった。

触った感じが跳ねるようで、なんだかやけにしなる。
キメも細かくて、実のところ私にはあまり使いやすい革ではなかった。
私はツヤツヤのツルツルというのに魅力を感じないらしい。
ごわついていて、傷だらけの革のほうが好きなのだ。
でも、この革は磨けば不思議なくらい艶やかになるし、『なんだろう?』と思った。


よく考えて、革の入っていた箱を見ると、箱の内側に貼ったビニールに『馬』とある。
その箱には牛や山羊の革も突っ込んでいたので、馬の革が下のほうにあることを忘れていたのだ。
「ああ、これ馬か」とようやく納得。
っていうことはこの財布は馬の財布だ。
なんで馬の財布は高いのか、私にはぴんとこないが世間では高いだろう。

『コードバン』が、コルドバの地名からついた名だと知人に話したことがある。
コルドバの山羊の革が質が良くて、それから来た名前だってさ、と言った。
知人は「何で馬になったのかな?馬のお尻の革?」と。

私も「?」となった。ここから先ははっきりわからないままだからだ。
まあとにかく、馬のお尻の革を表面2mmくらい削って現われる「コードバン層」が、革の王とか宝石とか呼ばれる。


私の使った革は無論コードバンではない。
それも折り目や柔らかい伸びのある部分が狭い範囲に集まった、端っこの馬革である。



だから何だというのでもない。

お尻が高かろうが、胴体が高くなかろうが、馬は馬だ。そして他の動物と同じだ。
ただ単に、革の小さい財布で、革は馬ですというだけだ。

小さめの艶やかな財布が、ところどころ傷を持っているのが私にはちょっと安心する。



スポンサーサイト

comment

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://cyatai.blog21.fc2.com/tb.php/155-c3257877

プロフィール

ea

Author:ea
EA/ 絵描き・端革細工作者

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新記事

カテゴリ

HP・端革細工の回廊

Gremz

クリック募金

National Geographic

天気予報

天気時計

Amazon

日本語→英語

最新コメント

RSSリンクの表示

リンク

検索フォーム

月別アーカイブ

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。