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スクラップ

.30 2008 一人芝居の部屋 comment(2) trackback(0)


この写真が見えるだろうか?
これは、私が使っている革。端材。

この袋にあるのは皆、鹿の革。馬や牛や、豚もこういう感じ。クリックして見ることが出来るなら、少し大きい写真で見てもらえると良いのだけど。

左上にウイスキーグラス※が写っているのが分かるだろうか。(※中身はお茶)
このグラスの大きさと比べてもらえると、革がどのくらいの大きさか見当がつくと思う。
中には少し大きい革もある。工房の職人さんが親切心で大きくとってくれる革もあるから。 でも、形は本当にいつもこういう感じ。小さなものから切れ端まで、ごっそり詰めて送ってくれる。
本当に、捨てない。無駄にしない。

革の端材は英語で『スクラップス・オブ・レザー』と書いてあった。

『端』と『スクラップ』では、イメージが違うのは私だけかしら。
多くの意味を含んで『端』と呼ぶのと、使い物にならない的な意味の『スクラップ』。深い意味なんてなくて、もっと普通に言葉に上っているのかもしれないけれど、「この言葉に対してこの革たち」とは何だか勿体ないと思う。

『端』は『中』を抜いた外側だから『端』なだけで、『要らないもの』でもなければ『ガラクタ』でもない。
ただの屁理屈なんだろうけれど、英語でこの言葉で呼ばれる、私の大切な革たちには『スクラップ』と紹介したくない気持ちがいつもある。

大切な『スクラップ』・・・? やはりちょっと、使い慣れないから抵抗がある。


この革を使って、私は作る。
一定していないサイズと厚さだから、同じ色で同じようなサイズの革を複数必要とする物を作れるのは稀。
一つ作れても、もう一つ同じものは出来ないことが多いし、色違いで作るといっても違う色で同じものを作るだけの革があるとは限らない。

だから、すごく単純な形でも出来上がったときは本当に嬉しい。
失敗が出来ない、というのもある。使おうとした革がもう一枚ない、という理由。
他の革細工の方から見たら、そんな程度?くらいの物であっても、私には精一杯大切に作った結果が出来上がったら、心から良かったと思える。
それは、端材が端材で終わらず、私以外の誰かの『大切』になれる形になるからだ。

こういう仕事だから、本当に一生懸命、革を生かしたいと思う。

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comment

ウル
小さな革で作られているんですね。
ekarisimakaのアクセサリーをずっと使っています。
壊れないし自分色に馴染む変化が好き。
これからも大切にします(^^)
2009.01.05 13:01
EA
使ってもらえることは本当に幸せです。
革が変化するのを嫌がる人もいますが、革は皮ですから、変化は自然なことです。
綺麗なままで買った状態を保つほうが大変かもしれません。

大切にされていることを心の底から感謝します。こわれたら教えて下さい。直せるところなら修理します。

有難うございます。
2009.01.08 12:21

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