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『迫害の落とし子』

.05 2009 未分類 comment(0) trackback(0)


アメリカアカオオカミは、交雑種だという。

二つの説があり、はっきりしていない。
調べると曖昧なんだか不確かなんだか分からなくなることが多い。

一つは1万2千年から2500年前に、ハイイロオオカミとコヨーテの交雑があったためという説。
もう一つは、開拓時代のアメリカで、ヨーロッパ移住民による圧迫のための交雑種という説。


どちらにしろ、アメリカアカオオカミは交雑種であって、オオカミでもコヨーテでもないらしい。


今や野生は絶滅したといわれ、野生保護区に100頭のリカバリーがあり、保護施設内で156頭とか。
だが、他を調べていくと、すでに50頭ほどしか今はいないとも書かれている。

とにかくとても危険な状態で、1996年には絶滅寸前とリストに載った。


でもなぜ、二つの説があるんだろう。

かたや1万何千年も前にすでに存在したと言われ、なのに、もう一説では18世紀の開拓時代の迫害による圧迫のための交雑とされる。

18世紀のヨーロッパ移民のオオカミに対する迫害意識は宗教感も手伝って、根絶やし目標くらいの勢いだったのだろう。
著しく減った頭数に気づいて、その説を掲げたのか。
それとも、人間の意識がもたらす行動への警鐘を口にしたのか。

開拓時代、家畜を持ち込み、バイソンを好き放題殺して絶滅まで数十年しかなかった。
そのバイソンを狩って生きていたオオカミはバイソンの代わりに家畜を襲う。
そのためにオオカミが毒殺され、狼狩りに遭い、何かにつれ正論とばかりに現在もその命を『処分』される。

今も、守っているかと思えば、一度家畜を襲ったら『処分』されていく狼はいるのだ。


そんな現状を抱えながら、『迫害による交雑種では』などとは。
反省か。警鐘か。
後悔か。


自分達本意の理由で虐殺をした相手への後悔であろうが、それをダブらせて守りに入るのならそれさえも自分達本意だとまだ気づかないのだろうか。

アメリカアカオオカミが交雑種だろうがなんだろうが命は命だ。

命は存在だ。
存在しているというのは命があるから、そこにいるのだ。
これを読むあなたや私も。

誰が・どうして・何で、という御託があるから守るのではない。
それが消えたら虐殺は繰り返される。
そんな理由ではなくて、罪なき命がいるから守るだけだろうに。



明日の絵は、リカオン。アフリカのイヌ科。
人と人のもたらした家畜のとばっちりで、絶滅に追いやられるのは世界中だ。



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