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野生の犬

.06 2009 未分類 comment(0) trackback(0)


リカオン、と聞くが、アフリカンワイルドドッグ、のほうが調べやすかった。
大きな丸い耳と、黒い顔に細身の四肢、独特のまだら模様のくせっ毛。
大家族で、家族思いで、スタミナがあって、狩りの成功率が85%とか。
小さな子には、ヘルパーと呼ばれる大人まで完備している群れ。

随分と良い紹介だ。

だがこのリカオンもまた、絶滅に近づく生物。
50万頭ほどいたようだが、今や3000頭くらいではないかと。
ひどい減りようだ。
その影響は、狩りにも子育てにも、そうなると繁殖や生き残りにも大きく拡がる。


リカオンも家畜を襲うということで駆除対象となっていた。
リカオンが家畜を襲う意味は、広大なアフリカで何を意味するのだろう。
昨日のアメリカの話でも、アメリカの狼の災難が徹底的な仕打ちだったと書いたが。


生息地域に人が住み始めた。
リカオンは、先ほども書いたように本来大家族で群れも大きい。
だから、当然だけれど、縄張りも広いのだ。
そこに人が住処を拡大して放牧等を始める。すると、無論家畜がうろつく。
なので、襲う。
リカオンさえ『何でここに?』と思う場所に住み込んできたのだ。
他の草食動物は『やだ、こんな近くになんか来た!』と、群れごと遠のくだろう。

縄張りの中から被食動物が消えてしまえば、当座はホームのある地域から出ずに別の相手を狩りにいくだろう。
狩りの仕方がえぐい、というのも毒殺や駆除対策の理由だったとされる。
飼い犬の伝染病にもかかりやすくて、ジステンパーで一気に死んでしまうということもあった。

ひどい迷惑な話だ。



リカオンはハイエナでもオオカミでもない。
リカオンはリカオン、という種類でしかない。
独特の姿や生態で、今日まで生き抜いてきた、誇り高い野生の犬。

人間は今現在で67億9987万人だ。
1分に140人、増えている。
このブログを書いている最中にも増え続けているのだ。
同時に死ぬ命もあるが、ついぞこの間まで60億人目が生まれたとか何とかだったのに。


リカオンの未来も、他の生物と同様、生息区域の減少と勝手嫌悪の矛で、消えつつある。

誰が何に気づいて、何をするのが一番の良策になるのか。
自然に生きる命たちが無駄に死に過ぎる。
人は、人だけは、その寿命も延ばして増えて、唯我独尊に溺れているというのに。

何をどうすれば、この音のない大破壊が止められるのだろう。



明日は、ポーラーベア。
暗い写真で薄い顔色が見づらいのだが、薄氷の涙を世界中に知れ渡らせたホッキョクグマだ。
温暖化=寒い場所が消える、という、見てすぐに分かる恐怖と焦りの只中で生きるクマの話。



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