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小さなクマの住む場所

.08 2009 未分類 comment(0) trackback(0)



マレーグマ、サン・ベアー、と呼ばれている。
インドネシアやインドネシア領の森林にいるクマだ。

小柄なクマで、体重は大きくても90kgになるかどうか。
夜行性で、人をまず襲いはしない。
胸に大きな月模様があり、それをサン・ベアーと。
大人しい性質で、低地の森に住んでいる。

こんなクマでも「人が」襲う。



アブラヤシ農園や伐採中の森林で捕獲されている。
インドネシアでは果樹園や農園の野生生物被害に補償がないよう。
ココヤシ畑や果樹園には、マレーグマが食べ物を求めて来てしまう。

補償がないというのは、要は報告が無いということだ。
補償しないと言われてまで、「クマが出た」と言いには来ない。
クマを見たら殺すだけだろう。
被害しか出ないと判断したら、農作物を荒らされて生活に影響が出るのは避けないとならないから。


これは、保護されているにもかかわらず、「仕方ない」事とされている。

もう一つはトラの時と同じ、薬や体の各部目的の殺害だ。
爪や牙や・・・と聞くのと、「体の各部を販売する為」と聞くのは随分違う。
聞き慣れた抵抗感の薄れがどこにでも誰にでもある。

10年近く前ジャカルタの空港で牙や爪などが土産になって売られていた。
保護下の野生動物取り引きに政府が無頓着すぎて、2000年を過ぎてからも薬局の63%がクマの体の派生物を公然と取引していると報告した。
衛生局までが、クマの胆汁製品を承認しているのだ。

現在は少しは変わったのだろうか。
私には資料を調べるくらいしか出来ないが、それでも現在の状況への不安は膨らむだけで希望的な観測が難しい。
実情を隣りあわせで見ている人々は、マレーグマをどう見つめているのだろう。


保護区の管理と取締りが緩いのもあって、保護区内では違法な伐採も密猟も、居住(!)もある。
これでは保護区ではない。


ここから先を確実に変えていくには、環境への無関心を継続的な興味にすることと、地域の環境教育が必須だ。
保護区を保護区とするためには学者と調査隊と保護センターだけでは足りないのだ。

守る人の意識を、攻撃する人の意識にも植えていかないとならない。
そして、その守る意識が攻撃をする人の生活変化にも染み渡るように、ケアを通していかないとならない。


守るだけでは攻撃は止まないのだ。

悲しいが、悲しすぎるくらいに悲しいが、人はそういう生き方を選んできた動物だから。
罪なき野生生物を守ろうとする人の意識を、手渡しで渡す努力が今、求められている気がしてならない。








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