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鹿革袋

.31 2009 革の部屋 Leather comment(0) trackback(0)



先日のポシェット(?)の次。
今日のは先日のポシェットよりは大きい気がする。

まぁ、私が作るものに大型のものは登場しないから、大きいといっても普通の人の「小ぶり」だけど。


同じようなやり方で作った。

だけど、こちらのほうが使用する革に変形が多くて、組み合わせていった形がハート型のよう。。。
これも革任せだから、成るべくして成る、と思いつつ。
革紐で繋がった本体を裏返して、波打つ縫い目を外に出した。
手作り感が前面に出ていて楽しい。
曲線が見える分、ハート型らしさが分かりやすい。







猪の歯を留め具にした。
お月様型の歯が差込口に入ると抜けない。カブセもめくれない。

カブセは良いが、本体のつぎはぎの心配に耐久度が低くなることがある。

でも、こういうものを作っていると次第にそういったことでさえ気にならなくなってくる。
不思議なことだけど、夢中というほどの集中でもないのに色んな気がかりが薄れていくのだ。
何か思い出している訳でもないんだけど、記憶に意識を馳せている時みたいな感じ。
無我というほどの凄さでもない。

ただ、余分な言葉がはらはらと、音も立てずに取れているよう。
「このままでは持ちが悪いかも」とか、
「左右が随分ずれている革」とか、
「誰も、見て良いとは思えないかも」とか。
そんなようなことが、浮かぶこともなく時間が進んで、気が付くと心配事や懸念がなかったまま作業が済んでいた。


何かをいつも大切に捉えることが出来る、そういう心が内在していれば、きっと本当に必要なものにしか顔は向けなくなる。
そうして生きている人は、必然的に無駄を出さなくなる。
無駄を出さないし、無駄を得ようとしない生き方を生きている。

それは、体感する日常の細かな気持ちの動きにさえも表れてくる。


私は頭で理解することを先走る、困った癖がある。

今日のような革の袋を作って、何か少しずつ知識に溶け込む感覚を知ると、始めて『知識』の言葉の意味を体中で実感する。
『知識』が魚なら、『感覚』が水だ。
揃ってこそ、水は生かし、魚は生かされることが成り立つ。



始まったばかりの『やり直し』。
悟ったふりをする愚かな自分を、一皮一皮むいていかないと。





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