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月夜と革のネックレスの思い出

.10 2009 革の部屋 Leather comment(0) trackback(0)


この写真、以前使ったことあったかなぁ・・・?
カメラにずっと入っている写真で、作品自体は昨年のものなのだ。

何でとっておいた写真なのか、全然思い出せない。
なので、もし、以前の記事にこの写真を載せてなにか書いてあったとしたら、忘れています。


これは非常に簡単に作ってあるもので、見るからにそうだと分かる。

月夜の晩に、ハサミでしょきしょき革を切りながら作ったんだ。
満月で、月が本当にきれいで、でもその時の環境は普通じゃなくて。
寝床は車の中で、夜になると電気がないから、その時差し込んだ月明かりに頼りながら作った記憶がある。

お月様って本当に明るいなぁ・・・と見上げた。

小さなスカイブルーのホワイトハーツを1個、私の首につけていた1連のホワイトハーツから抜き取って、この革のネックレスに付けた。
赤い茶色の鹿の革が、月明かりで青みを帯びて見えた。


あ~、思い出した。

この時に思ったんだ。
『ハサミだけで、アクセサリーは作れるものだ』って。

でもまあ、当たり前だがそれはツールのことで、肝心のアクセサリーとなる素材があればの話だ。
出来る範囲なんて限りがあるし、ハサミだけでは出来ないこともたくさんあるだろう。
でも、このときの私には充分の慰めだったし、前向きな感じ方だった。


その後も『ハサミ』に留まらず、「どれそれがないと出来ない」思考は消え、
その時自分が持っているものをまず「有難いな、これがあるや」的思考で使うようになった。

この赤茶の鹿の革で出来たネックレス。
2本の帯状の革を、中心から交互にくぐらせて最後をヘンプで巻いた作り。
くぐる穴はハサミを開いて、片刃を突き刺して開けた穴だ。

ブレスレットのほうは、鹿の革で留める場所を作って、ヘンプにビーズと革の切れ端を通してある。
革の切れ端は2段のビーズが安定するためのブリッジみたいなものだ。

切って、穴を開けて、通して、結ぶ、という作業だ。
難しく手をかけることはいくらでも可能な作業だが、ツールや素材がとても少ないとしても同じ流れでアクセサリーは作れる。



「無い」、ということを悲しむことも悔やむことも出来るが、
「今、でもこれを持っている」、ということを喜べる人でありたい。


このネックレスからはそういう、地味だけど強い基盤を学んだ。
だから、カメラの中にずっととっておいたんだった。


今現在も、その学びを支えにしている私がいる。






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