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傷だらけのお財布

.20 2009 革の部屋 Leather comment(0) trackback(0)



昨日途中だったお財布。

『何も問題なく~』終わらなかった。
あった。

今まで一度もそんなことなかったのに。
オイルボトルが倒れた。

背中の革に、オイルがざぶっとかぶった。




何なのだろうか・・・   この事態は・・・

シミとかそんな範囲ではない。
オイル漬けだ。 こんなこと一度だってなかったのに。
私が作業が極端にとろいのは、失敗が嫌で異常に慎重におそるおそる作るからだ。
なのに、これ、今日だって慎重だったのに。

頼んだ人に連絡を入れて謝った。

「ごめんなさい、作り直そうと思う」と。待っててくれたのに悪くてならない。
写真を送って状態を見てもらった。
頼んでいた人は、写真を見て、私の説明を聞いた上で、

『もう持ち主が誰になるか知ってるんですよ、その子は
なんか自分にそっくりですよ、そーゆー感じ』

と、言ってくれた。




最後にしようと思って作っていた、「誰かのための端革細工」。

勘弁してもらって受け入れてもらって、これでいいのかな、と自問する。
でも、そういうものだったんじゃなかったっけ。
頭の中で何かよぎる。

端革で何か作ること、スクラップって言われて主要から外される場所の創作品、
そういうのを受け入れて欲しくて、

やってきたんじゃなかったっけ。


最後のミスは、私が施した「スクラップ」行きのスタンプだったのか。



彼は、間を置いてまたメールをくれた。

『実際見ても、「その革の傷くらい、素敵な痕」って想うと思う』

と、書かれていた。

困った。

困ったんだ。 泣きそうになる。

泣きかかった。

我慢したけど。




受け入れてもらいたくて、捨てるの考えて欲しくて、
無駄じゃないかもよって伝えたくて、
こんなものも作れるよ、まだこうも出来るよ、って、
やってきたこと。

革だけに限らない、新しいものを手に入れる前に、
持っているものと持っている発想と、ちょっとだけの時間で、
結構いろんなもの作れるって伝えていたかった。

一人で難しかったら私が手伝う、って思って作っていた。
端革で出来ることなら、すぐ無駄にならないような対象なら作るから、
といつも思っていた。



最後のお客さんは、そういう想いの向かっていった先、集大成みたいな人だった。
そのことに気がついて、ほんとに嬉しかった。

ほんとに、すごい、良い終わり方だ。



明日、オマケのウォレット・コードを作ることで、この傷だらけの財布をお客さんに渡すことになる。
オマケとは言え、ウォレット・コード作りだ。


感謝と有難さと、胸に頑張ろう。



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