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値付けの条件

.10 2008 一人芝居の部屋 comment(0) trackback(0)

なぜかなぁ、と思う時がある。
売ること買うことの現場で思う。

実際そんなに次々売れている訳ではない。私の作るものは値段が安いから、かえって買いにくいようだ。

写真はまだ作りかけで、これから作る部分がある。
完成したこういうものを見る人は、一見高いと構えるようだ。でも高くないから驚く人がいる。

他店で買ったら・・・と、よく切り出される。高いんですって。聞いてみると、アメリカから輸入したものは1万半ばくらいの値段で、日本人の職人が作るともう少し高い値段で売っているという。
私はせいぜい、3~5千円だ。大きさにもよるけれど、CDの入る大きさのが5千円くらいだ。手がこんでないからかも知れない。ちゃんと丈夫で長持ちできて、長い期間を使用しても原型がへんに崩れたりしないように作るだけだ。

だから、値段の幅はいろいろ理由があるだろう、とその人には話す。
装飾に飾りを沢山付ければ高いだろうし、どこかで腕を磨いていたらその分もらうだろうと。その物を作る文化の人が手がけていれば、それなりの値段にはなるものだから、立場と原価の尊重ではないだろうか。

話の後、その人は他所で見たものを思い出して、私から買おうとするけれど、また躊躇する。今度は値が低い「から」、安っぽく思うらしい。『欲しかったから安いのは有難い』と思う人は、これが機会とばかりに買ってくれる人もいる。
大体は、ある一定の値段より低いことを、何か疑う要素にするみたいだ。

誰が手がけていても、大切に作ってあることは大事なことだ。
売れても売れなくても、私にはそれはあまり関心がない。売れるようにするための工夫は、私のやっているこの仕事にはあってはいけないことだ。
でも、買う人たちの多くは、不思議なアドバイスをすることもある。
「もっと色々目を引くものを付ければ売れますよ」「これが本物だったら買うけれどな」とか。
真似事で、腕がないから、と思うようだ。そういうものかもしれない。

極力、工具や金具を使わないで作りたいと思っている。素晴らしいビーズのステッチ等はその国の文化の担い手が行うだろう。私までやることはない。
でも、こういう場面ではどうやら『言い訳』になるらしい。

『皮革を大切に出来ればいい』『皮革の存在より目立つものは目を反らしてしまうからあまり施さない』という心は、何故かまだまだ「値段」のシールで「負」を貼られるようだ。
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