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想い

.16 2008 革の部屋 Leather comment(0) trackback(0)

小さな入れ物を作った。
本当に小さくて、中に何が入るのか聞かれても、石とか御守りとか。
きっとそのくらいでいっぱいいっぱい。
糸を使わないで、同じ革から紐を作ってかがって仕上げた。
ビーズ以外は一色の革だからとてもシンプルに見える。

この色の革はもうこの分で使い終わってしまって、この色が好きだったからまた、ご縁を祈るばかり。

命に対して深く真摯な姿勢の工房があって、そこの誠実な工房主の方が端材を分けてくれるので、その時から革を主体に細かなモノを作るようになった。

それまで端材の革をたくさん持っている訳ではなかったから、端材の革半分と他の材料で作られていた小さなもの達は一変して、殆ど革が基本になった。


端材というと、どんな形に想像するのだろう。
でも、大きさはまちまちでまとまった広さを取るには難しい形が多い。
中には、優しさから革を大きめに残してくれた広いものもあるから、そういう革はこうして小振りなバッグのような形にする。
端材の革の形と状態で、何が作れるか考えて出来ることをする。

普段はアクセサリーに変わっていく端材の革。
単純に、アクセサリー。紐やパーツになり・・・
首に着け、腕に着け。 鍵に付け、財布に付け・・・
そのくらいの種類しかないけれど、色も質も様々な多彩な革が素だから、一つ一つが本当に豊かに見える。

私が作ったからとかそうではなくて、せっかく頂いた野の命だから、出来るだけ余ることのないように形にしたいと常に想う。
人の手に渡る時も、出来るだけ長く留まれるようにと想う。

出来るだけ、出来るだけ。

『出来るだけ』を伸ばしていきたい。
そのためには少しでも経験を増やして、目を肥やして、長く使ってもらえるような技術を蓄えようと考える。

極力、革の状態を革の良さのまま使うことに意識をしている。
ちぎれたところも、表面が剥けたところも、関節の穴も、汚れもムラも。

そのまま使う。

一握りの塩は、今日も大海を前に作られる。

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