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鹿革・小巾着

.23 2009 革の部屋 Leather comment(5) trackback(0)




題名のままです・・・

何を説明して良いかさえ考えます


小さい巾着ですから、もうこの際『小巾着』と呼んだだけ。
巾着といいましても、幅10cmくらいの(右側)と、幅5cmで円筒型(左)です。

容量なんてさしたるものではありません。









3枚の革を繋ぎ合わせた、底の楕円の巾着。

ごくごくシンプルに、革で繋いであるだけ。
中に入るものも極端に限られてしまうこの入れ物は、じゃあせめて飾りだけでも少し付けておこうとビーズがくっついています。









こちらはもっと簡単な作りで、もっともっとシンプル。


両脇に穴を打って、紐でかがり合わせただけ。

2本の紐で締める口だから、ビーズが胴体に垂れるものでもないし、シンプルなままにしておこうと。

この形。






本当に単純な作り物です。

でも、簡単に作れて単純で・・・と書いても、終えるまでにかかる時間は数十分で作れるものではないです。




ここに出すにはあまりにもしょっちゅうお目見えするタイプのものだから、この系統について書く内容が毎度のことになってしまって、
それについては『あ~、今日はなんて書いたらいいのやら~』と思うのですが。


作っているのは毎回、時間がかかるのです。

同じようなものでも、簡単なつくりでも、時間はかかる。


これは仕方ないんでしょうね。

革を見てから決まることだから。 『○○を作ろう、』と思っていても、これはあまり変わらないのです。


バッグに忍ばせる程度の小さな袋であっても、この革を見つけなかったら『小巾着』は作れなかったんです。

私は手にとった革を、極力切る部分がないように使うことを意識して作ります。
捨てる分が少なくなればなるほど、生きていたときの体を守った皮は残ることになるからです。

だから、既に切れている形で送られてくる端革をそのまま使えるようなものを考えます。

よーく考えて、1時間くらい考えて、『こうやって使うのが一番かなぁ・・・』と決めたら作り始めます。


候補がいくつかある場合は、書き留めて、同じような革を見つけた時に参考にします。




面白いものです。


こんな小さな巾着に、私は2,3時間かかるんです。


今日捨てることになった革の切りあまりは2gでした。

全部使えるようなアイデアを持てるといいのですが










誰かに使ってもらえる日が来るといいな、と思いながら、作ったものは増えていきます。

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comment

Kinu
ここ数日グレーのフィルターのかかったような陽気です。
実際はそんなに寒くないのかもしれませんが、
曇っているとなんだか寒く感じます。
寒い季節になると鳥たちが群れをつくり行動しますが、
大きな群れがやってくるとその迫力に驚きます。

Eaさんらしい作品だと思います。
時間をかけてつくられているということは
作品を見るとわかります。
そして端革を使うということは
大きな皮を使うよりも工夫が必要だと思います。
誰がどう思うかということは問題ではなく、
自分でいいと思う作品を作るしかない、と。

アートの展覧会や美術館を訪れて作品を見るとき、
見る人ひとりひとりの思いがあるわけです。
こう見なければいけない、ということはないと思います。
作品をそれぞれがそれぞれの思いをもって
感動を得る。

私はEaさんの作品を見て思った感想を
そのまま伝えています。
それはEaさんの作品を見るたくさんの人の中の
ひとつの思いであるわけです。
もし見た人がひとりひとり感想を綴ったら
きっといろんな思いがお聞きできるでしょう。
でも作家はその感想に左右されることなく
自分の作風を守っていくのだと思います。

Eaさんがどういうふうに作品を作ったか
ということをお聞きするのはと興味深いです。
2009.11.24 00:35
ea
机を挟んでKinuさんがそこにいるなら。
そう思うことはよくあります
説明もしやすいし、「例えば」と革を出して話せるからです。

Kinuさんが仰るように、見た人がそれぞれの感覚で作品は見ると思います。
ですから、その言葉を聞くのは非常に苦手です(笑)
作品はどんなものであっても、人目に付く場所に置いた時から
自分の手を離れてしまうんですね。
それに気が付いた時は初め、怖くなったのを覚えています
感動してくれるばかりではありませんから、その言葉を耳にしたら立ち直れない時もあります(笑)

余談ですが、モキヨ、って本を出したことがあります。
その本の感想で、ある人が「これは怖い本」と言ったのです。
人伝に聞いた感想でしたが、「自殺を促している」とか何とか。
そう思えるからこの本は怖い本だね、とある人が言ったと聞いたのです。
その時の驚きは未だに消えません。
真逆のことを書いていた内容なのに。
とてもショックが大きくて、私にはこうしたことはしない方がいいんだ、と
本の話でしたが、嬉しい感想も多く聞けていたのに、
その時の私にとってはマイナスの感想がよほど悲しかったんですね。
皆が受け入れるはずないのに、いつでも怯えている気がします。

ものを作るしか出来ない私が、言い訳がましくて臆病なのは致命的です。
だけどもの作りをしていたいから、こうしてブログに出すくらいで、
閉ざしているんですね・・・

ひたすら、『革と自分だけのやりとり』の状況を守っている現在です。


Kinuさん、御地は寒さが忍び寄ってきているのですね。
曇り空は肌寒い日になります。
鳥の大群が来る家に住んでいるKinuさんは大忙しですが、
鳥からしたら本当に、命を繋ぐ大切な場所なんですね。
どうぞ風など引きませんように。
夜は寒くなります。暖かくなさってくださいね。
Kinuさんは月夜を見に外にでるから・・・
(曇り空だと家の居るしかないですが



2009.11.24 10:08
Kinu
Eaさんはまだ途中にいるのだと思います。
何の途中かはわからないのですが・・・
そこに行き着いたら、たぶん
人がEaさんの作品について何と言っても
気持ちを揺るがされることはなくなるのでは、と。
そうならなくては作品がかわいそうだと思うのです。

本を読んだ感想のことですが、
私は子供の頃国語の読解が苦手でした。
教師の手引きにのっている解釈と私の解釈が
違っていることが多かったのです。
それで国語が苦手になりました。
人にはそれぞれの感性があり、
また性格や生活環境なども異なります。
本を読んでぴったり同じ解釈は生まれないと思います。

それと同じように、絵画、彫刻などの
作品を見るときも同じだと思います。
作品は作者が作者の思いをこめて生み出したもの。
その思いを性格に理解することは
とても難しいと思います。
でも作者は人がどう理解するかは
考えていないのではないかと思います。

私は「モキヨがおしえてくれたこと」読みました。
とてもあたたかな気持ちになりました。
多分これからも手にとって読むと思います。

Eaさん、もっとご自分を大切にしてください。
ご自分の感性を大事にして、守って
強いものにしてください。

モキヨもそれを望んでいると思います。
2009.11.24 11:11
Kinu
なんとなくなのですが、
なにかの作品を見たとき、
作者が人の気を惹こうとして
意図的に何かを加えている作品は
やはりその意図が伝わってくるような気がします。

意図的、という言葉は
なんとなくよい響きが感じられません。

その人のそのままの思いがこめられた作品、
だから私たちは感動するのだと思います。
2009.11.24 11:28
ea
Kinuさんの言葉を読み返します。

モキヨ、読んで下さって有難うございます。
励ましてくださって有難うございます。

私が行き着くところまで、まだ途中だというのは私もよく思うのです。
もう少し、もう少し、と思いながらですが、確かにその道を歩いている現在です。

きっとそこに着いたら、この弱い臆病な自分もちょっとは逞しくなっているかも。

それはおまけですね、そこに着く時はもっと力強く溢れる源を見るはずです。
そう願います。


意図的に作品に加える思い。私はそれ、難しそうです
何を加えて良いやら、まずそこから悩みそうです。
不器用というこの性格が、そういう面では助かっているかもしれませんね

Kinuさん、有難うございます。

2009.11.24 21:51

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