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土の飾り

.24 2008 他素材の部屋 Other material comment(0) trackback(0)


土を練って丸める。誰でもやったことがあると思う。
私はこの懐かしいことを随分長い間やらずにいたからか、土を丸めた時は妙に新鮮に感じた。

陶芸をやる人は、土が好きで土のことをたくさん知っている。たまに陶芸家の人に話を聞く時があると、いつも『豊かな仕事だなぁ』と思わされる。
売れて売れて、態度が横柄になってしまった人でも、土のことを説明しだすと自分なりの感覚で言葉を使って表現をしようとする。それは時につたなく、とても無邪気に聞こえることもある。子供時代が常にど真ん中にあるのだろう。
山のような言葉を知らないで話す子供の表現と感覚で、自然の一部に触れながら生かされていることは、本当に豊かなことだ。

私は泥団子に穴を開けて焼いただけ。
陶芸の話が出るまでもないけれど、作る時に心のうちに浮かび上がる『子供』のような一心さは、決して遠いものではないだろう。

楽しかった。
必要に迫られて作ることになった土のビーズ・・・というには大きいのだが、この土の飾り作りは楽しかった。
私の想いとして、手がけるものは原始的であるように、というのがある。
縄文時代の土器の焼き方を参考にして、低温焼成の野焼きで焼いた。
土笛と、土の飾り。瑪瑙を入れた飾りもある。
こんなに素朴なのに、穴を開けて、表面に模様を付けて焼いた土玉が、存在感の温かいこと。焼きあがって嬉しくなった。

あまり好まれないかもしれないけれど、この土の飾りは手で作り、風が乾かし、火が焼いて強くしてくれたものだ。自己満足に留まらない、良いアクセサリーを作ろうと思う。彩色を施すことも出来るが、この色と黒っぽく焼けた部分を生かしたい。

どんな時でも、人は自然の中で生かされている。
実感に遠い風景の中で生きている最中でも、立つ場所のあるところ、空気を吸って生きている限り、人は100%自然から離れているわけではないのだ。

ほんの僅かな泥団子が手の中でそう教えてくれた。
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