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鹿の革・ショルダーバッグ

.09 2009 革の部屋 Leather comment(2) trackback(0)





これは嬉しい。

理由は非常に単純で、1枚の革で胴体を作れたからだ。
底革は別の革だけど。


何にしても、こうした状態で作ったことがないため、この大きさでこの革を使えたのは今までにない嬉しさだ。



繋いで作るというのは勿論良いと思う。
今までやってきたことを『実はちょっと』という気があってのことじゃない。

一枚のある革を、くるっと丸めただけで普通のショルダーバッグと同じ容量を満たせるということに感動しているのだ。

そういう革を使って何かを作ったことがないから。



「普通のショルダーバッグ」と書いたけど、それでもやや小さめなのだと思う。
これまでのものよりは大きいという意味だ。


マチが7~8cmあって、横幅が20cmほどあるなんてことは、今までになかったのだ。
それを作ろうとしたら、革を接いで作るよりなかったのだ。
これはその大きさが間に合ったということ。


だから切らないで丸ごと使いたかった。
そのため、丸めた革に、底の部分になる革を当ててかがった。

こうすれば、全部見える。

肩の紐も、幅はないけど長さがある革があってそれを切って作れたため、長い紐が出来た。
今までだったら円を描くように切っていく方法だったのが、ほぼ直線で切ることが出来た。
これは繊維を分断しないで紐が取れた、ということだ。










開閉は今までのように、鹿の角ボタンをカブセになる口に結びつけて、胴体にボタンにかける紐を通してビーズを入れた。

肩の紐は、4本で編んだだけの紐を胴体の裏側から前に開けた穴に通しただけ。
前胴で紐の端を結んであるのみ。
肩紐は1mちょっとくらい。編んでこの長さでいられるということは本当にありがたいこと。


袋の口を折ると背中側に付いたボタンが前に出る。それにボタン留めの紐を引っ掛けてビーズを引くと締まる。



作り自体はよく行う方法で済ませた。

それでも大きめのバッグは何となく感慨深い。





こうして形だけでも出来上がったから嬉しい。

実際のところは、使用に当たって気をつけないといけないことは勿論ある。
それは、大きめの革であったといえ、これが『端革』であることに変わりはないということだ。

重いものを入れれば革は伸びるし、もしかしたら斜めや不定形に伸びて変形するかもしれない。

そういうこと自体は消えるはずもないこと。



・・・・・だとしても、この状態を作ることが出来たことは、私には嬉しいことなんだ。







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Kinu
一昨日の夜ちょっとむっとする
生暖かい風が吹いて、雷がやってきて
かなり強い雨が降ってひと荒れありました。
そして昨日は風が結構強く、今朝は極寒の朝です。
なんだか天上でもめごとがあったような・・・
そんな陽気でした。
アメリカ北部では強い寒波の影響で
いろいろ被害がでているようです。
(レポーターの報告のようですね)

表情豊かなバッグができました。
いつも思うのですが、
端革から新たな命が生まれる・・・
Eaさんの作品を拝見するたびに
なんだか嬉しさを覚えます。
そして大きな皮で作られた作品より、
端革から生まれた作品のほうが
案外幸せになったりするのではないか・・と。

私は身に着けるものを選ぶとき、
品物の表情で選ぶことが多い気がします。
あまりきちんとしすぎたり、
すましたり、近寄り難かったり、
あまりに奇抜だったり、
高慢な感じのするものは苦手です。
一緒にいて落ち着くもの、
一緒にいて自然なものが好きです。
そしてそういうものたちは
長い間一緒に暮らすことになります。
2009.12.10 23:21
ea
Kinuさんは励ましたり褒めたりするのが上手です
いつもとても心に温かい言葉を頂戴しています。
ありがたく何度も読み返して、じーんとしています。。。


Kinuさんのコメントにあるような、長い間一緒に暮らすことになるもの。
その意味は作り手にはちょっと意識が違うのかもと思いました。

それこそ、常に使う人側のほうが、そのことをよく知っているのかも。


私は自分が物持ちが良いほう?と思ったことがあったですが、
それは人の持ち物を拝見し始めてから分かったんです。
この話は落ちがあるんです(笑)

他の人が修理を持ってきたりすると、その状態に驚くことがよくあります。
あまり考えなかったのですが、自分でも似たようなものを持っているので
ちょっと比較してみた時のことです。
『何でこんなにここだけ劣化するんだろう?』とか
『どうしたらこんなふうに変化するのかな?』と眺めていたんです。
それでふと気が付いたのです。

それは、私は物持ちが良い、というふうに書きましたが、
実のところ使用頻度が少なかったんですね
他の人たちは、私とは違って、数多くあるものから選ぶわけです。
そして選んだものをよく吟味して買いますね。
そうして手に入れたものですから、自然に自分の様々な服装に馴染むようなアイテムであったりします。
結果的に、買ってからしばらくそれはお供することになるようです。

私は同じような趣向を自分の見たいものと称して作る日々ですから、
一つのものを吟味して買って使ってくれる人よりも、
似たようなものを常に幾つか交代で使うような部分があるのでしょう。

これは恥ずかしいな、と思いながら学んだことでした。
作っている私自身がそれを軽んじていたのかしら?と思うと
決して軽んじている気はないのですが、ずっと付き合うアイテムへの愛着は足りなかったかもしれませんね。

一緒にいられるアイテムと暮らすというのは、例え「物」だと言っても
それはやっぱり愛着や馴染みのかけられていく存在なんですよね
2009.12.11 11:15

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