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靴下

.16 2009 革の部屋 Leather comment(2) trackback(0)



12月で、靴下、といったら。

クリスマスの前の晩、靴下を下げてプレゼントを待つ子供を思い出す人は多いかも。
プレゼントが全世界にこれほど定着した日も少ないだろう。



ちょっと気を引く話を読んだ。
だから靴下を作ったのだけど。


昨日は丸一日パソコンが調子悪くて、私は予定外の1日を過ごした。
昼近くなって掃除をし始めたのが分かれ道。
拭き掃除をしていたら、パソコンの付近のホコリを拭いたつもりで変なところを触ったらしい。
結局、掃除以後は全くパソコンが作動しなくて途方にくれた。

でもそんなおかげで、『パソコンが動かないのは何か別のことをしたほうが良いってことかも』となり・・・

静電気で遊んだり、図書館で借りてきた本を読み続けた日になった。

その本の一冊にあった話。
それが靴下の話だった。



裕福な出の男の人がいて、その人は3世紀の人。
大人になって敬虔なキリスト教徒の彼は、トルコへ行って司教になった。
心優しい善人だった司教は、トルコの貧民を助けたり、遭難した船乗りを助けたりする。
一生涯、善い行いを通した彼は、死後に聖人となるのだ。

その『彼』の逸話にあるのが靴下の話。

貧しいトルコ人の男が、貧しいゆえに自分の娘を売るという。
それを聞いた『彼』は、身分がばれないように夜を待って、暗くなった頃に金貨を入れた袋を貧しい男の家の窓に投げるのだ。

その袋は丁度かけてあった靴下にすっぽり入った・・・・・という。



この『彼』、名はニコラス。
そして聖人とされたニコラスは、『セント・ニコラス』と呼ばれ始めた。
彼自体は、今はその国の名はないが、ギリシア辺りの出身なのらしい。
そしてトルコへ行って司教になり、トルコの人々に手伝えることをしょっちゅう手伝ったのだろう。

その後、入植してきたオランダにこの話が伝わって、セント・ニコラス談はオランダへ持ち込まれる。
そしてすっかり定着したオランダから、移住先の次はアメリカへこの話は伝わっていくのだ。


と、あった。

靴下の話が様々なところから様々な人々や歴史の波をくぐって、21世紀の現在にも続いている。

それはクリスマスにまとめられているが、ニコラスさんの亡くなった日が12月の6日というのもあるのだろう。
12月繋がりだから。
その一生も。


靴下はいわば記念のシンボルのようなものだ。



司教なら結婚はできない。 すなわち当然だが、自分の家族も持たない一生だ。

でも、娘を失う貧しい暮らしの親の悲しみに、心から寄り添った司教だった。
その悲しみに、ただの同情ではなくて、解決法を導いた。
実体験のないことを他人事とするのが常のような浮世で、この彼は悲しい他人事を我が事のように感じたのだろう。

靴下に金貨の入った袋を見つけた男はどれほど驚いたか。

娘と喜ぶ父親を見て、ニコラス司教は影からそっと嬉しく思っていたのか。




そんな温かい逸話を読んだので、何となく靴下を作りたくなった。







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comment

Kinu
今年もだんだん残り少なくなってきた今、
アメリカはクリスマスへのカウントダウン、
日本は年末へのカウントダウンで
なんとなくいそがしい時期ですが、
このところの当地のお天気は
その状況に拍車をかけるように
いそがしく変化しています。
気温が緩んでちょっと油断すると
翌朝霜が降りたり・・・
気の毒なのは屋外で暮らす生き物たち・・・
魚は水温はそう急激に変わりませんので
少しらくだと思います。

クリスマスの靴下のお話、
初めてその由来を知りました。
ありがとうございます。
昨日はテニス仲間のクリスマスの集いで、
仲間の一人のお宅へ集まったのですが、
彼女は大家族で、暖炉にずらっと靴下が並んでいました。
彼女夫婦、子供4人がみんな結婚して
それぞれ孫が2,3人、そして犬もいますから・・・
まだまだその数は増えそうです。
靴下をつるすってなんとなくいいですよね。

皮の靴下は上等です。
傍にいる鹿たちを見ていて
なんだか不思議な気持ちがしています。
海を渡って行ったのですね。
でもこういう情景を私はイメージしていたのでした。

彼らとても幸せそうです。
2009.12.17 08:33
ea
美しい形の鹿ですよね
海を飛んで、はるばる、こんな貧しい私のもとへ来てくれました。
飛ぶ鹿、という響きだと、サンタクロースのそりのトナカイのようです

革の靴下を履く人々の生活、
とても寒い地域なんですね。革の靴下に革の靴。
それでやっと寒さから身を守れる場所。
革の靴下のことを考えると、実際使用するとしたら
相当寒いと覚悟しないといけません

聖ニコラスの話が、サンタクロースの元だというのは有名なお話です。
でも、サンタクロースが雪の日に恰幅の良いおじいさんであるのは、
ニコラスさんとは違うようです。
ニコラスさんは3世紀のパトラス、現在のギリシャ辺り出身。
顔は細面だったみたいです。
血色の良い顔で太った大柄なおじいさん、というのは、北国へ行ってから。
オランダに持ち込まれた後での変身です

更に有名な、赤い服の上下はコカ・コーラのアイデアというから、
聖ニコラスが1700年の時の間で姿を変え登場を変え、
人々に受け継がれているということなんですね。

こういうことを思いながら靴下の写真を撮ろうとしたら、
ふと鹿さんたちがいたほうが良い気がして、一緒に入ってもらいました。

御地は随分天気が忙しいよう。
霜が降りてくるというのはもう真冬に入ったということなんでしょうね。
暖かい地方での霜は冬の風物ですものね。
寒い地方なら秋の初めに霜が・・・
北国の人なら霜の到来を秋だと思うのでしょうが、
御地と同じで、私の住む場所も霜は冬そのものです。
霜、そういえば私はまだ見ていないです。

寒さは増すばかりです、
Kinuさんも温かくしてお過ごしください。
ご友人宅のクリスマスの集い、きっと笑顔のたえない楽しい時間でしたね!
大家族で犬がいて、暖炉があって、靴下が下がって・・・
そんなことを聞いただけで、そこはとても温かい幸福な感じがします。

2009.12.17 10:00

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