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.25 2008 革の部屋 Leather comment(0) trackback(0)

革は鮫。強くて硬い。
革の大きさは頭と尾を抜かした大きさだったと思う。
2メートルちょっとくらいの鮫かもしれない。ヨシキリザメとか、食用に捕獲される鮫。

魚の皮をなめすのは、獣の皮と同じように各地で施されてきた方法だった。
鮫に限らず、やはり、食べた魚の革が(向いていれば)加工されていた。ブリの皮をなめした話を聞いたりすると、一般的な対象だったんだと今更思う。
鮭の皮はよく使われている。
北海道でも鮭の鞣革はあるし、北アジアでも北欧でも、その製品を見ることが出来る。大きな体で一定の時期になると川を上がってくる鮭は、寒い地域では獣の皮と同じ頻繁さだったのかも。

鮫はその皮質からか、好んで使われていた感じがする。刀にも、調理器具にも、財布やカバンに終わらず、沢山の日用品から芸術品にまで使われている。
鮫のものは種類も多くて見分けられない。だが、今日も鮫の皮は一様に「シャークスキン」と記されて売られている。
現在、漁をしたら人間のほうが有利な状況で鮫は捕獲されている。
大昔はこう、いかなかっただろう。

鮫は大きいから、仕留めれば何人も食べる物にありつけただろう。でも、大きいだけじゃない。恐ろしい顔をしているし、見た目に留まらず実際肉食で攻撃性も備わっている。開けた口に数百本の鋭利な歯が並んでいたら、闘う気も失くす。
頭のよい魚だから、得になることがあると一定の場所に居つくこともある。
木を組んだ船に身を預けた漁師が、一体どれほどの覚悟と決意でこの魚に挑んだことか。倒す為だけなり、追い払う為だけなり。食べる意識がなくても、挑むにはあまりにもリスクの多い相手であったろう。

そして、やっとの緊張の末に鮫を獲って、食べて、革を作るのだから・・・

ただ、傷だらけの穴だらけの一枚の鮫革を切り分ける私は、なんて楽な立場なんだろうと常々感じざるを得ない。


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