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モカシン

.26 2009 革の部屋 Leather comment(0) trackback(0)


やっと普通に『モカシン』と書ける。


この状態であることがどれほどすごいことか・・・(私にとって)
この革は温存していたもの。
袋に大きめの革が入っていたのを見つけたとき、その革が出来るだけ丸々使えるものを作りたかった。

そうして使えるものを思いつくまで、とっておいた革だった。

今日、こうしてモカシンを作ることが出来たので本当に良かったと感動している。



足のサイズが26cmの人には作れなかったと思う。
ぎりぎりで、このサイズがいっぱいいっぱい。

革は殆ど、その形を切り分けないで済んだ。








この作り方は、今までミニチュアのモカシンを作っていたときと同じだ。

足に巻く部分とベロの部分を別としてあてがったが、靴本体は一枚の革を半分に合わせてある。

片足に、3枚、パーツがあればこれは作れるのだ。
後は紐だろうか。 巻いた革を足に縛り付けておくために1m50cmくらいの紐を用意する。
これだけでも履いてみると温かいものだ。

もし、もっと大きな革を用意したら、足に巻く部分は膝のほうまで包めることになる。
そうなればもっと暖かい。


履いてみて感じたことは、なんて軽いのだろう、という感覚。

寒い地域の人たちの作るような厚い毛皮で作ったら、きっともう少し重みを感じるかもしれない。
それでも革は重いものじゃない、皮なんだもの。
それに、皮だけの重さ。


普段履いている靴の重さは、足を硬いアスファルトから守るために沢山の素材で保護しなければならないから。

違いなんて分かっているはずなのに、それでもこの、全く素朴な軽さに感動した。




人の弱い皮膚を、寒さから守るために、歩く大地や森林の強さにやられてしまわないように。


二足で歩く人間はこうして足を大切にしたのだと思い巡らすと、何だか今までとは違う感慨深いものがある。











モカシンを作り終わって、海に行った。

海は色んなものがひしめいていて、色んな時代のものが流れ着いていて、
そして、まったく変わらない大きな美しさを見せていた。











これはまた何の歯だろう?

大きなもので、対象物がないまま写真に撮ってしまったが、手の平ほどの大きさ。
馬だろうか、牛だろうか。

馬の歯のような気もする。
この歯の右上にある黒い筋の入ったものも多分歯だ。


この二つを拾って革袋に入れた。




夕方の光に海は柔かく光っていた。

しょっちゅう海の写真を撮っているから、今回はやめておいた。
でもいつもどおり、とても綺麗だった。




ここにモカシンを連れて来たかった。


モカシンは今のアスファルトの上には向かないだろう。
モカシン、というそのままの昔のままの状態であれば。


立つ場所は自然のある場所であってほしい、と思った。


現在のモカシンはきちんと靴の裏にラバーソールが付いている。
そうやって時代に合わせて生き続けている。


でもずっとずっと昔。


ラバーソールのないモカシンは海辺や森林や草原を歩き回っていたのだろう。









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