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ネックレス・バッグ2

.03 2010 革の部屋 Leather comment(0) trackback(-)



最近気になっていた過去のものに、持っていた石のビーズ、牙や爪。
もう一つが、毛皮だ。

私は毛皮を好むほうではないので、別に必要だと思って使うことは殆どない。
だから今日までこうして家にあったのだ。











なぜこんなに中途半端な大きさなのかというと。


↓これが理由だ。








この毛皮。 動物はウサギ。
これもまた、端革なのだ。 


工房からのものではない。工房からの革に毛皮のものを見た事がない。
このことを職人さんに話したことはないけど、職人さんは毛皮や爬虫類などの革を使っていない気がする。
だから端革にもそういう種類のものは入ってこない。
私はそういうところもまた、とても安心できるし好きなところなのだ。


だけど、私が端革集めを始めた当初は、こうしたウサギの毛皮の使えないとされる廃棄ものも集まっていた。
今は工房から送られてくる端革を作品に使っているから、最初に自分で集めた時の革は時々織り交ぜて使っている。







一枚目の写真は2cm程度の切れ端を繋いだ跡があるもの。
でも製品にして出そうにも良くないものだったのだろう。

こんな感じの状態で受け取ることになる。

2枚目の写真も、本当に切れっ端で、その切れっ端にさらに穴が開いている。
そこから毛が裏側に抜けている状態。


こうしたものも私は引き取っていた。
それで手元にあるのだ。



でも、個人的には毛皮となるとちょっと手が止まってしまうのだ。

端革が集まったのは良いが、その一つ、毛皮。 毛皮というのは毛がメインで、皮は薄いもの。
まして状態も状態で、どうやったら良い形で使えるだろうと考えた。
結論、良いふうに使える時までとっておこうと思い、今日になってようやく登場したわけだ。




毛皮のために死んだのかもしれない、このウサギ。
肉を食べるために死んで、その上で毛皮になったというのは、日本では数少ないだろう。

そんな死に方をした上に、死んだ目的となったはずの毛皮まで安易に捨てられてはたまらない。

工場での作業中に傷が付いたとか、薄皮の部分が避けて使い物にならなくなったとか、
そんな話で廃棄された日には、取られた命はそれこそ無駄死にじゃないかと思う。

肉を食べるために殺されて、食卓に上がった時に、こんなに食べれない・美味しくない、と残されるのと同じことだ。

植物もそう。野菜を多く作りすぎたとか、家で冷蔵庫で腐らせたとかで捨てていたら無駄死にだ。

このように私が思うことの話は以前にも書いている





端革、端革と一言で済んでしまう言葉だけど、そこには大きい革と同じ細胞があって、同じ組織があって。
その革は、生きて動いていた動物の身体を守るものだった。

爪も牙も骨も肉も同じ。革だけが特別というのでもないし、他の身体の部分が特別というのでもない。
全部が尊いのみだ。
だから、私が受け取ってきた動物の身体は、全部使う。

大事に出来る形にして、命の終わった跡として使っていこうと思う。





今日、数年ぶりに再会したウサギを、鹿の革に縫って付けることにした。

小さな切れ端の毛皮はくっ付ければ問題ないだろうと思った。

いつもはこんなにいろいろビーズを付けないけど、今日は珊瑚なんかも付けておいた。
カブセに、淡水真珠と青いホワイト・ハーツも付けた。



小さな毛皮の切れっ端が付いた、小さなネックレス・バッグ。
ようやく、落ち着く場所が出来てよかった。









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