スポンサーサイト

.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

MONSTER

.18 2010 革の部屋 Leather comment(2) trackback(-)




何だかなぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まあ、これが今の私の成長度合いなんだろう。




昼頃に書いたほうのブログに、いつ完成するか分からないと書いたけど。

完成、と呼ぶには『・・・・・』と言葉に詰まるものがある、これ。
でも今はこれ以上いじらないほうがいい気がした。
多分、今の私じゃ出来ない。

だから、今回はこれまで。



言い訳がましいのは私の良くない癖の一つ。

だから、何が悪いとかどこが思うようにならずに終わったとか、そういうのは飲み込んでしまうことにした。
やっておきたいことは出来なかったとして、いずれまたこのモンスターが日の目を見るときに頑張る。












手乗りモンスターなのだけど、手に乗せると非常に危険。
あちこちがトゲトゲしているので、うっかり掴むと本当に刺さる。


作っていると、とてもじゃないけど自分には思いつきそうもない、生物の構造に驚く。
このモンスターを作っている最中、どうにも進めない箇所に悩んだ。

モンスターだけじゃないけど、この身体には特に頭を抱えた。

そして同時に「なるほど、」と納得もする。
モンスターと呼ばれるこの手の生き物が現存する地球の生物に見当たらない理由が分かる気がする。



このモンスターは、ドラゴンやワイバーンの類だと思ってもらえたら良いと思う。
でも彼らが実際に存在してそこらに飛んでいたら、それはとても大変なことなのだ。

性格上の問題とかそういった話ではなくて、生物として難しいのではないか、という意味で。


多くの方がご存知のように、私は無学で無教養が前提の単純な人間。
その私が何を言ったところで大したことじゃないくらい、知っていると思う。

そういう話だと思って読んでいてほしい。



昔、翼竜が生きていた。
翼竜の中には頭が小さいものも大きいものもいたけど、身体や足が大きいものは少ないと思う。

現在、空を飛ぶ生き物には代表的な種類に鳥類がいる。
羽毛に包まれた全身とすっかすかの骨と羽ばたく為の筋肉によって、大空を住処とする生き物。
極端に頭の大きい鳥はいるけど、身体や足が哺乳類のように逞しい鳥は殆どいない。
ダチョウなど、走る鳥は別として。

哺乳類でいえば、有名なのはコウモリ。
ヒヨケザルやモモンガなどは皮膜で滑空するので、飛ぶとはいわない。
コウモリは飛んでいる。
そしてコウモリもまた、翼は広いが、足や体が大きくがっしり・・ということはない。


恐竜の中に羽毛のあったものがいた、と言われている。
ヴェロキラプトルやディノニクス、カウディプテリクスがそうだ。
↑この二つは、羽毛を発見されたわけじゃない。(カウディプテリクスは羽毛つきだった)
でも、うろこではなくて羽毛だった可能性もあるという。
そうした可能性のある恐竜、として体の形を見ると、羽毛が生えてはいるけどやはりまだまだ飛べそうにない。


と、こうしたことを思い巡らせながらこのモンスターを作っていたのだけど。
コウモリのような翼を持って、強い肉体と強靭な足や尾を備えているのは、とても無理がある気がした。

降り立てば走って追いかけることもある、飛び上がれば猛禽類のように空を旋回することも出来る、
そして尾の一振りで岩をも砕く。・・・・・そんな無茶な、と思うが、だからモンスターなんだろう。


飛べる翼があるにもかかわらず、二足歩行の自在というのは、非常に欲張りな身体なのだ。

走り、跳躍し、歩き回り、翼で飛び上がり、空に舞い、滑空する贅沢。


実際に翼に膜を張って立たせると立てなかったのだ。
尾にも足にもそれ相当の大きな筋肉を作らないと、翼のある背中は重くて安定がしない。
肋骨を組んだ時に、翼を何度となく動かす背中の形はコブのようになった。
内臓を入れた胴体だとしたら、相当な重さになるだろう。


鱗の形もワニスタイルかトカゲスタイルが自然だと思った。
ヘビのような鱗や魚のような鱗はこの手の生き物には自由な皮膚を邪魔しかねない。



こうして釣り合いとバランスを見ながら骨格と筋肉代わりを作って、皮と装甲車のような鱗を身体にあてがったモンスター。


そうか、だからモンスターなんだ、と納得する。

こんなのいたら大変だ。 いろんな意味で。



私が手を出すにはまだ早かった相手だった。










スポンサーサイト

comment

Kinu
Eaさんご無沙汰しています。
ここ暫く身体の機能の一部に問題が起こり
日常の行動に制限が出てリズムが乱れています。
でも深刻なことではないのでご心配のないように。
人間の身体ってすごいですね、
小さなゴミが目にはいっても、
小さな砂が口に入っても、
極小さな石が靴に入っても
小さな小さな棘がささっても
はっきりと異物を察知し神経で
感覚として感じられる・・・・
人間の身体の機能の凄さに感動しています。

ベルト、バックルまで皮でできているとは、
すごいですね。
端革の域を超えた皮での制作
何か思うところがあったのではないでしょうか。
何の皮と記されていなかったので
こんなに頑丈な皮を持つ動物はなんなんだろう・・と。
確かにこの皮を縫うということ、想像を絶します。

アンモナイトのドロップペンダント、
留め金の部分がとてもいいな、と思いました。
とてもシンプルでイメージがピタリと落ち着いて見えます。
アンモナイトと皮の組み合わせもしっくりしています。
とても繊細なイメージを感じます。

さて、モンスター。
Eaさんの呟きにはよくロマンを感じさせられます。
宇宙、太古、辺境、神話・・・
私も本当は宇宙や神話や太古のことに
興味を持てたら、と常に思ってきたのですが
うまく入っていけずにいるのです。
御伽噺や動物や植物、虫の世界、
空や海、森のことなどには関心があります。
(御伽噺がちょっと異質ではありますが・・)
フィクション、コンピューターグラフィック、
ITといったカタカナの世界も苦手です。

宇宙、太古、神話、辺境への興味がもてれば
自分の世界ももっと大きく広がるのでしょうね。
私の世界はとても小さいのだと思います。
ドラゴン、恐竜、モンスター、オバケ、妖精、
彼らの存在がもっと身近に感じられたら
私の世界も大きく変わるのではないか、
としみじみ思ったりしています。

Eaさんの大きな世界に触れるたびに
凄いなあ、と驚きと感動を覚えます。
2010.03.19 10:41
ea
Kinuさん、ご無沙汰でしたね!
体調が良くないのですね、どうぞ無理のないように・・・
コメントをありがとうございます。

そうですね、ほんのちょっとのことでも感覚が反応しますね。
違和感や痛みを通して、警告が発信されている体。
私もそのことをよく思うのです。
私は小さいことを非常に気にしやすいので・・・
ちょっとササクレが痛いだけで、ほんの少しの目のゴミで、
それらが治るまで気になって仕方ありません
こうした形で体は生きている間、保護され続けているのですね。
命を持つ体の不思議は本当に驚くことばかりです。


Kinuさんは(お伽噺も含んで)現実的なものに関心があるという・・・
それはちっとも小さい世界ではありません。
とても奥深い世界です
知っているはずのことは日々変化するし、
分かったはずのことが研究される毎に付け加えられます。
現実的なものというのは、実際は、現実として捉えている何かがある、というもの。
その現実に、未知なる部分はそれこそ想像できないほど渦巻いているのでは。

私が好きな世界は、浪漫といえば浪漫ですが、
誰かが『現実逃避』と名づけたらそれまでです
でもいつもそういう時、心の中で思うのです。
今いる世界だってよく知らなかった時代は浪漫そのものだった、って。

私から見たら、あまり差がないのです。
古代も未知も、現実とか進化とかも
どこにでも思いは馳せるし、ちょっと毛色が違うだけのようです。
見つめる部分が、今知っている部分なのか、それとも今は知らない部分なのか。
今は忘れただけの部分なのか、うろ覚えの部分なのか。
きっと、私は知らない部分にばかり興味が向くのですね。

Kinuさん、私もコンピューターグラフィックは苦手ですよ
コンピューターは不思議感がないからです。
人が作っていますから、別に不思議でも浪漫でもないのですね

2010.03.19 20:52

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ea

Author:ea
EA/ 絵描き・端革細工作者

カレンダー

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

最新記事

カテゴリ

HP・端革細工の回廊

Gremz

クリック募金

National Geographic

天気予報

天気時計

Amazon

日本語→英語

最新コメント

RSSリンクの表示

リンク

検索フォーム

月別アーカイブ

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。