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命の樹

.29 2008 未分類 comment(0) trackback(-)


僕は歩いた。

その樹を探して歩いた。

大地からたくさんの気を吸って空に広げる樹があるという話。

その気は大地よりも更に深いところからやってきて、
大地を伝って無数の命を元気にする。
地上に上って空気を昇りながら空を包むように地球に広がる。


僕は歩いた。

その偉大な樹を見たくて歩いた。

言い伝えでも作り話でもいい。

僕が信じているから、
樹はあるんだ。

僕はどこまでも歩こうと決めた。


通り過ぎる人は言う。

他に聞いたことがないのに探せるのか、と。
誰かの思い付きかもしれないのに、と。
憧れだよ、と。

そう言う人たちは、自分たちが生かされているのが証明なんだって
まだ思えないだけなんだ。

僕は、歩いた。

無かったらどうする、と訊いた人がいた。

僕は答えた。

あるから知らないよ。
生きている内に見れないなら無い、ということにならないよ。


ある日、僕は見た。

遠くの方に柔らかい光を見た。

近づいていくと足元には緑の草が生えていて、草はどんどん多くなる。
波打つ草の姿をした気の中を僕は進んだ。

光はゆっくりだけれど動いていて、螺旋を描くように伸びている。
伸びている。
空に向かって伸びて、その先は大きな大きな傘のように広がって空の果てへ。

なんて大きな命の樹。

なんて優しい光。

光に寄ってくる象が僕を見つめた。
笑うような顔で、僕を迎えてくれた。


命の樹は求める目に姿を現す。



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