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麦わら帽子

.07 2009 革の部屋 Leather comment(0) trackback(0)


友人が麦わら帽子を持ってきた。革の四つ組紐を通して、首にかかる部分にノットを付けた。ノットはスライドパーツとして、エンドパーツとして。
『コンビニで300円くらいで買ったんですよ』と友人は笑っていた。なんだか勿体ないというような意味で笑っていた。『いいんだよ』と私は言った。

革は日焼けするから、今はライトな色合いでも日差しのうちにおいて変色してくる。色は強く深く濃い色になる。麦わらの帽子は夏場に多く使われるのだから、革は簡単に変色するんじゃないだろうか。雑に扱わなければ帽子は壊れるものじゃないから、麦わらという素材に革のコードは馴染んで一緒に時間が経つだろう。

革という素材は、モノにもよるだろうが一般的には高価な素材だと思う。何万も出して買うからというのもあってか、革のバッグなどは傷つくのが嫌だという人は多い。使う時を選んだりとか、デザイン的なことではなく、汚れや傷を避けるために使用するのを気にするということ。
大きな面積を革が占めるものは汚れや変色や傷が目立つのは確かだ。ただ、使うためのもので世に送り出された以上は、時間とともに状態が変化することもまた確かだ。大切に使うことと、いつしか勿体ながることは少し別かもしれない。

今回、オプションパーツのような革のコードを話しに出したのは、革がもっと身近に使えるようになったらと思ったからだ。
300円の麦藁帽子に革のコードは勿体ないかどうか、私には分からないのだが、麦藁帽子は素材こそ麦わらであれど制作には時間がかかる。それだけで十分価値がある。決して『勿体ない』相手な訳じゃないなぁ、と思える。麦わら帽子を作れる人がどこかで作ってくれたから、それを買い取った業者が300円で売るようにしただけだ。制作した人は300円以上の作業をしている。

手作業であるなら、それに使うものが高いか安いかだけが値段の差になるのは変な話だ。革は手間がかかって技術によって腐らない革という素材になる。だからその工程への値段が高いのも当たり前だけれど、植物を刈り取って干して編みやすくして様々な品に作る作業だって相当な労力だ。自然からのものならそれあっての『技術』であり『労力』でありというのはなんら変わらない。

麦わら帽子にくるっとおさまった革のコードは、麦わらと一緒に気軽に使ってもらえる居場所を得た。そんなふうにこれからも使っていけるものにしたい。最後まで使う、というのはどれもこれも使い道あってこその恵みだから。



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