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色のある石

.02 2009 他素材の部屋 Other material comment(0) trackback(0)


今は違うことをしているけれど、5,6年前はこんな感じの物を作っていた。
随分減っているけれど、まだ残っていた。箱を開けると丁寧とは程遠い詰め込み方でこれらはしまわれていた。

面白いものがあるなぁと手にとって見る。
自分が作ったことを忘れている。何だか、どこかの安売り露天か何かで置いてあるやつみたい。趣味が合えば誰か買うかもしれないけどね・・・と笑ってしまう。そんな具合のものばかり。
私は石が好きだから、こういう物に何とか自分の見たい形を作っていたのだろうと思う。5年位前のことを20年位前と同じような遠さで思い出している自分が心配にさえなるほど覚えていない。

もっと普通のアクセサリーを作っていたのはこれ以前。
本当に普通。キラキラしていたりゴロゴロしていたり、そんな普通のアクセサリーを一時期制作していた。どこの服屋でも置いてありそうなものだった。

その時のものはさすがに写真がないけれど、残ってもいなくて、次の制作の↑あれらだけはぽつんとあった。ようは売れなかったもの。


石はきれいだ。整形加工されていても綺麗だけれど、砕いたのをドラムの中で研磨しただけの石もとても綺麗だ。その価値が種類によって雲泥の差に開いていても、どんな石でも色や質感にその石のリズムがある。
安い石だから良くないというものでもない。だから高い石でも安い石でも繋げていた。
それでもまあ、使う人のセンスが良ければまた随分と違うのに。
気の毒な石たちは私の手によって、奇抜な古代部族的な装飾物に組み立てられてしまった。

何故かわからないけれど、私の見たいものは何を通して表れるにしても相当昔のイメージがある。相当、すごく昔。これらもそういう要素がプンプンしている。
憧れか何か。石をこんなずらっと並べて様々な種類を使えたわけじゃないだろうけど、感謝やお願いを形に、と思って繋いでいくところまでは一緒かもしれない。

人がまだ小さかった時代。今は絶滅している動物たちがいる中で生活している小人数の時。
色のある石は権力でもあったかもしれないけれど、もっともっと自由に誰でも首から下げていたんじゃないかなと思う。丸一日かけて穴を穿ち、その綺麗さに皆が満足できたんじゃないかと。
色付き石は食べれないし実用的な一面なんてない。でも、綺麗以外にも惹きつけられる不思議な感覚は、石器時代も現代も同じ波長があるからか。

石から見たらたかだか数千年。
私たちの出現した頃よりも長い長い時間を経て一粒の塊になったのだから、大地の一部はどんな形に変えられても大地の一部であることに変わりはないのだろう。

でも、私の作った奇抜な組み合わせの装飾物は、郷愁の念から来たとしても使い方を間違えた気がするけれど。
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