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裁縫

.09 2009 他素材の部屋 Other material comment(0) trackback(0)



裁縫はとても苦手。普通の巾着を作るだけですごい時間がかかる。
私は子供の頃から裁縫が下手で、どう頑張っても見栄えよく仕上がった例がない。

布を使うものは避けてきた。
布を裁って縫い合わせたり、毛糸を編んだりすることはやってもやっても、結果がキツイのだ。必要な場合のみどーしても避けられないと分かるとやることにしていた。

こんな理由で、時間を幾らかけようが、どれだけ丁寧に慎重に針を進めようが、私の作った布物は痛々しい出来になるので、『裁縫は不得手』と認めている。


縫う作業というのは布ばかりに限ったことではない。
革だって縫う。でも、革は目打ちをしてから縫うので糸が乱れたりはしない。
目打ちをするのが当然の工程だから、革を縫うことに抵抗はない。
でも、手縫いの布は線は引いてあるものの、何となく糸目がふらふら乱れるのが目立ってしまう。何年たっても千鳥足のようにしか縫えない。

ここまで嫌がって言い訳しているのに、布を縫うことになった。


頼まれたのではなく、必要そうだと思ったのでこうなった。
自発的なこともあって割りと粘り強かった。普段なら「一つ終わったらもう無理」となるのだけれど、今回は「これは必要だから作ろう」と縫い続けた。

近くに小学生に上がる子がいる。
その子は小学校で使う袋や小物を持っていなかった。
正確に言うと、用意出来なかったのだ。家の事情で。

まだ小さいその子は自分が何も持っていないことを気にすることもなく、毎日笑っている。それを見ていて、どうしたものかな、と考えていた。


私は布を買うことにした。
糸を買い、革を裁つ道具で布を裁断し、革用の針で袋を縫った。
二種類の布を買ったので、裏布と表布を作り丈夫な作りにした。

体操服用の大きい袋と給食袋を1枚ずつ作った。昨日のことだ。

でも、作業はここまでだった。
昨日夕方、その子に会った時その子は喜んで話し始めた。
『ほら見て!こんなに買ってもらったんだよ』
その子の見せてくれたものは、小学校に上がるための用品一揃いだった。

聞くと、その子がまだ何も持っていないことを知った親族が援助をしてくれたという話しだった。
私は『良かったね。ありがとう、言わなきゃね』とその子に答えた。
小さい子は『うん、また電話で言う。もう言ったけど、もう一回言う。』と笑っていた。


家に帰ってからあまった布地を見て、これからはなんに使おうかと考える。
小さいハンカチを作ろうと裁断した後だったのでハンカチは縫うことにした。
上履き袋用の革のベルトと金具をみていると、上履き袋をやってみたかった気もする。

なんであれ、いびつな縫い目の巾着とハンカチはほっと一息した感じ。
渡せなくて良かったような、そんな安堵感で終わった。
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