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動物の絵

.11 2009 未分類 comment(0) trackback(0)



動物図鑑を見ながら、子供のとき毎晩考えていたことがある。

「大きくなったら、テレビに出てる人みたいに色んな国に行って、ここ(図鑑)にいる動物に会いに行く。」

動物図鑑は私の一番大切な本だった。





写真を真似して絵を描いていたことは特になかった。
図鑑は難しかったけれど、単語帳に動物の特徴と生息地と生態を書き写すのが大好きだった。

絵を描くより、小さな写真と希少動物の挿絵をひたすら見つめていた。
自分で絵にするには難しすぎると思っていた。





動物は毛の質感も骨格も、少しずれるとイメージと離れてしまう。
子供のときはそんなことまで分からなかったが、感覚のどこかで、描き分けることの正確さが大切だと感じていたのかも。

よく見たい、といつもじっと見つめていた。
そして、よく見続けて観察してそれを出来るだけ正確に手に伝えられたら、絵は自分の見たい絵に近づく、と今も思う。





大きくなって大人になっても、動物番組に出るような各国巡りはなかったけれど。
その代わり、動物の絵を描くことが度々あった。

この絵は幼稚園の子供たちに、図鑑を開いてみる手前の一歩だといいなと願って描いた。
何度かに渡って描いた数十枚の動物の絵は、溢れる命の世界の僅かな僅かな一部。

覚えやすい動物の絵を半分以上カードにしてあげた。
手にとってまじまじ見たほうが絶対いい。





動物を描くといつも分かることがある。
自分も絵を描くことを覚えた、同じ動物なんだと思う。

同じように神様から生かされて、同じように空気と水のある土の上に暮らす。
姿形はまるで似つかなくても、その姿でその個体であるからやれることがある。
そこにいる、という大事なことが分かってくる。

誰が知ろうが知るまいが、何があろうが、『自分』という個体のある尊さを自然に感じることが出来る。


それがまた、心のくたびれた時に限って絵を描く話が出るものだから、動物の絵を描く時は毎回とても幸せだ。


国巡りの体験に比べればささやかなことだろうが、水彩絵の具で白い紙に次々に浮かび上がる動物達を見ていると、これはこれで夢中になる。

神様、絵が描けるようにしてくれてありがとう。



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