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指なし手袋

.06 2010 革の部屋 Leather comment(0) trackback(-)
tebukuro.jpg



指なしもいいところだ。 四本の指にも別れていないのだ。


これで袋状になっているかというとなっていないのに、
名前はやはり手袋なのだ。

だがこれを巷では指なし手袋の類としているので、これで良いのだろう。




これは実は昨日の朝に作っている。


昨日丸一日これをつけていたのだが、使用してみると意外なものだと分かる。

指がないので指だけが冷える、というのはあるかもしれないが、
そこまで寒い日にまでこれを意地でも使用することはないと思う。
そういう時は多分、ポケットに手を入れて過ごすだけだ。

だけど拳と掌がすっかり革に覆われているので、思ったより指も暖かいまま。
革だと汗もかきそうだが、開いている部分が広いので汗をかくこともなかった。

手首まで覆って革の平紐で巻いて固定するため、手首が不自由な印象もありそうだが、
それも装着時のみの話で、関節は四六時中動いているため程よく隙間ができて不自由ない。


二枚合わせの革を使った単純な作りだが、意外に使い勝手がよくて重宝だと思った。





これを作った理由があって。


展示を主催していたイラストレーターの女性が持っていた手袋が、毛糸素材のこういう形。

こういうすっかり上部の抜けた形を見たのは初めてで、
『最近はこういうのもあるんだなぁ』としげしげ見ていた。

持ち主の彼女が言うには『私、絵を描くから指が動きやすいのがいいって・・・』と。
絵を描いていると手が寒いけど手袋の指は邪魔になる。それでこの形。

納得。


毛糸を編む作家さんに頼んだようで、両手分を2時間で、
あっと今に編み上げた話を聞かせてもらった。

この毛糸を編む作家さんも遠方から来て一日だけ来展していたのだが、
手袋の話を聞かせてもらうと「指があったらもっと時間がかかります」と話していた。

それも納得。


手の甲と手の平を覆う毛糸の手袋は暖かくて使いやすく、
イラストレーターの彼女は気に入ってしょっちゅう使っているそうだ。



と、こういう話を聞いたあとで、『そうなのか、使いやすいかも』と思うに至る。

こうなると自分も使ってみたい。
私も手が冷たくなって動かなくなる体質。 作業中でも手が冷たくならないのなら。


だけど頼むのもなぁ・・・と思う。

毛糸作りの手袋はとても可愛らしく、優しい表情をしている。
私にそれが似合うとはお世辞にも言えない。



なので革で作れるなら、革で作ろうということになった。

問題はそこまで大きさのある革があるかどうか。
そして同じ色で同じ質で、両手分を作れるか。

この手のものは、出来る出来ないが初っ端で決まる。


だけど有難いことにあったのだ。

何とかギリギリ間に合う面積を取れる革で、そこそこ薄く柔らかく、
強くて厚みが均一。

色はもう何でも良い、と思っていた。 両方同じ色なら。




それでこのチョコレート色の指なし手袋が生まれてきた。
おかげで冬場の作業は心配が一つ減ってくれた。



意外と重宝な指なし手袋でした。





tebukuro1.jpg






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