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引き合う

.07 2009 革の部屋 Leather comment(0) trackback(0)

今日は私が動かされていた。
ただ作るだけ、だった気がする。


写真のトップは何年前かの角。
本当は多分何十年、百年か。でも正確には知りようのないことだから、何年にしといて。
朝からこの一本を削って切って割ってという作業だった。
なのに、いつもと違った。
切れ目を入れてからなのに、全然予想していない形に割れてしまった。
その後も『おかしいな』と思いながら、注意して作業していたが予定の形にはならない。

諦めて、こういうこともあるからとその形を使って、何か作ろうと決めた。
それで机に移って細かい作業をしようとしたら。

机の上に、なぜかビー玉があるのだ。
大きいビー玉で、表面に幾つも欠けそうな損傷がある。
100円ショップにでも売っていそうな一般的なビー玉だったが、その表面の傷が気になってしまう。
このままにしておいたら、ビー玉はその傷のために割れるんじゃないか、と。

で、ビー玉の袋を作ることにした。
とはいえ、このビー玉専用で一個しか入らないが。





たまたま丁度良い大きさの鹿の革が切れ端用袋に入っていたのですぐだった。
でも小1時間はかかった。濡らした革が乾くのを待っていたからだ。
今日はこの辺の気温は20度になったので助かった。よく晴れていたし。


こうしてビー玉は安心したので、割れた角の作業に取り掛かることになった。
でも。

割れた角の一片を磨いて、革を用意して、編み始めると。
角のために用意した革だったのに、角の存在のほうが大きくて編んでいくうちに合わないことに納得。

角の欠片は小さい。
それでも、その色や雰囲気が革と編みとに摩擦を出してしまうのだ。

やむを得ず、他のものを見渡すと小さな夕日色の貝が一つある。
これなら合うかも、と編んだ革に通してみたら、上手い具合にはまった。
『そうか、貝があって良かった』
と、オレンジ色のホワイトハーツを並べてチョーカーにした。

5本編みで、両端各10cmは普通に編んで、センター付近の10cmは変形で、
貝のある部分3cmくらいは四つ編みにしたので単調にはならなくて良く見える。


予定外の2つを作った後、ようやく角になった。
さて、何が合うやら。

すると何となく白色の骨ビーズを思い出した。
もうあんまり数がなかったので、どうしたものかと思ったが、それより問題は穴径。
ビーズの穴が革紐には小さい。細い革では重さに耐えられない。

うーん、と考えて、ヘンプを使うことにした。
だけどヘンプでビーズは通せても、今度はもろいのではないかと心配になる。
一本が通ってやっとの穴。
何本も通して編むわけにもいかないので、首に当たる部分を補強のために巻いた。

でも、このシンプルさが角には良く似合ってくれて、出来上がっていくのを見ていて嬉しくなった。


パーツが素材を呼んで、素材が一緒になりたい相手の近くに動いていた。
今日は私の手が動いていただけ。
私の考えをどこにやら、それぞれの想いが形になった日だった。


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